関西の夏はとにかく暑い。
9月に入って、今年は珍しく台風が接近したのは2つで
台風一過と共に急に過ごしやすくなった。
我が家のバラを植えているスペースの空いたところは
毎年前触れもなく突然彼岸花がニョキニョキと出てくる。
名前の通り「彼岸」の中日前後に出てくる。
植えた記憶がないのに、いつ頃からかこの時期になると咲き出す。
今年は空いたスペースには雑草も何もなく、何の気配もない。
あまりの酷暑だったからか?
8月最後の日に葉刈りをしてもらった時処理してもらった
除草剤散布の影響なのか、もう咲かないのかなと思っていたら
やっぱり21日の日に、ニョキッと蕾の状態で出てきていた。
今日は満開。
「女声合唱団風」で歌った、北原白秋の詩に山田耕作氏が作曲した
日本抒情歌曲を林光さんが女声用にアレンジした「曼珠沙華」
ピアノは私。
日本抒情歌曲集のことを書いた記事は下記で。
毎年の異常気象で、自然の営みも少しずつ変化しているようだけど
その季節になると、存在していることを忘れさせないよう
健気な姿を表してくる草花を愛おしく思う。
先日の「携帯電話料金見直し」におまけで書いた、私の失態。
コーヒーにお湯を注いでいて、濃さを確認しようと
ドリッパーを手で支えながらカップに注ぐはずが
そのままポットを傾けてしまい、ドリッパーのカスを左手にこぼしたこと。
4時間ほど保冷剤などで冷やしてやっと、ヒリヒリした痛みは無くなったが
それほど時間がかかったということは、火傷が軽くはなかったということだった。
左手の中指から薬指までの付け根あたりに、そこだけローラーで塗ったように
えんじ色の火傷痕。
火事などで全身火傷にでもなったら、どれほどの苦痛だろうかと
思わず想像した。
人差し指には1.5センチぐらいの、中指は1センチ大の歪な楕円の水泡ができていた。
2日間ぐらい、水に当てないよう火傷用の軟膏を塗り、その後消毒した針で
水泡の水を何度か抜いて、ようやくペチャンコになった。
昔の腹部の火傷の時、病院の先生が3回目ぐらいの診察で
水泡を破って水を出したのを思い出したので。
ピアノ弾きは普段から華奢ではないゴツゴツした指。
ましてや火傷の写真は見せられるようなものじゃないけど、、。
少し水泡があったあたりは触ると、まだほんの少しだけ痛い。
腹部の火傷は数年ぐらい痕が残っていたから、左手の指の付け根の色は
しばらく残るのだろう。
病院にも行かなかったが
「行動に気をつけなさい」という警告だと思う。
肝に銘じて反省している。