毎週木曜日にWOWOWプライムで放送される
「星漢燦爛(せいかんさんらん・Love Like The Galaxy<銀河のような愛>」
このドラマについて事細かく書いてもなぁ、、、と思いつつも
読んで下さる方もいらしゃるし
いつも主人公二人の恋物語に温かい気持ちにさせられているので
性懲りもなく書いています。長文です。
先週のお話の最後は
主人公 程小商(チェン・シャオシャン/嫋嫋(ニャオニャオ)と
凌不疑(リン・ブーイ/字名 子晟<ズーション>)が
ちょっとした行き違いで仲たがいした所で終わりました。
タイトルのGalaxy(ギャラクシー)とは
「銀河(系)・天の川」とか「美人・才子などの華やかな集まり」という意味。
皇太子の優しすぎる性格が
一国の長として立つには弱いことを皇帝も憂慮していましたが
勇気を出して皇帝に歩み寄ってきた皇太子を陛下は信頼して、軍を出兵させる時の
重要な虎符(こふ・銅製の虎の形の割符(わっぷ・二個で一つになる印)を
手元で管理しろと命じ手渡します。
虎符を無くさないかと心配でたまらない皇太子に、リンブーイ・ズーションは
警備が厳しい東宮(皇太子の居所)に保管していれば安心だからと言い
予てから皇太子は、才徳(才覚)のない身内を贔屓して起用するので
親族と距離を置くようにと助言しましたが
皇太子妃に頼まれて、妃の従兄に虎符を保管させたため案の定
皇太子を貶めようという勢力に盗まれてしまいます(アホすぎ)
この皇太子に扮している人は「陳情令」で、シャオジャンと義兄弟だったミュージカル俳優さん。
二日後、王(ワン)将軍(親友チーチーの父)が匪賊成敗の遠征に出る予定なのに
肝心の虎符が無いという状況。
ニャオニャオが、恩義を受けた人(皇后・皇太子・皇太子妃)に対して
それに報いようとする性格から
彼女が虎符を何とかしようと動いているのをズーションは察知し
細工に少し違いはあるが
彼の舅夫(きゅうふ・母の兄弟・叔父)から譲り受けた虎符が
皇帝のものと同じ職人が作ったもので殆ど同じなので
これを差し出して皇太子の危機を救います。
彼にとって一番大事な遺品を
ニャオニャオの虎符を失わせないために差し出したのです。
王将軍(チーチーの父)
親友のチーチーと従妹との3人の会話で
ニャオニャオはズーションへの愚痴を吐露します。
「リンブーイへのあんたの不満は、取るに足りないことだけど
向こうは、火の中、水の中、命を懸けている。
あんたのために何か所も傷を負ったのよ。
惚れた弱みに付け込んで、相手だけ尽くすのが当然だと思っている」と
ニャオニャオに痛烈にお説教します。
チーチーはほんとに良いこと言います。
私もこの親友は、ガサツなところはあるけどとっても好き。
従妹も「自分が一番危険な時に、命を顧みず助けてくれたり
助けもない時に後ろから守ってくれたら、好きになるに値する人だわ。
絆を築くのは真心を捧げ合うことよ」
これを聞いていて、急にシャオシャンは表へ駆け出していきます。
門を開けると、兵士たちを隊列させて馬に乗って待機しているズーションが。
ニャオニャオは、自分が長秋宮(皇后の住まい)に泊まらない時は
いつも自分のことを密かに見守っている彼に気づいていたことを言います。
虎符のことでズーションが助けてくれたことにお礼を言い
「何度も助けてくれて心から感謝している。両親のように夫唱婦随にもなれないし
従妹のように、天命だという考え方にもならないけど
今までは一緒に居て、自分が妥協して譲歩した気で居た。
でも妥協して譲歩していたのはあなただわ」
ズーションは
「私も間違っていた」
一切を顧みない勇敢な君なのに、君を束縛し干渉してしまった。
君は私の前で居る時は縮こまったり、誰かの真似もするな。
私が好きなのは、ありのままの君だ」
鉄仮面をかぶっているようなと言われて恐れられている
近寄り難い雰囲気の凌不疑(リンブーイ・ズーション)だけれど
ニャオニャオにはこんなにもストレートに愛情表現をしたり
時折ニャオニャオにだけ見せる笑顔を知っている家臣の二人は
百戦錬磨の将軍の、好きな女性へこれほどまで尽くす愛の深さが見えて
この上ない敬服に値するのじゃないかと私は感じます。
シャオシャンは言います。
「これからは精一杯、あなたにうんざりされるほどに尽くす。
そして、私たちが共に白髪になった時も、あなたの優しさと今日を忘れない」と。
これを聞いたズーションは「早く成婚しよう」と彼女を引き寄せます。
シャオシャンを好きでたまらないズーションの、真心の尽くし勝ち❣
この後ズーションは、子供の頃に心が壊れてしまって
普通じゃなくなっている実母に、シャオシャンを会わせるのですが、、、
長いので、次に書きたいと思います。
長文にいつもお付き合い下さり、読んで下さっている方々に感謝いたします。
ありがとうございます。