朝夕は関西でもひんやりしてきました。
例年なら今頃は日中も涼しくなってくるのに、風は爽やかでも
日差しが差すように暑いです。
オゾン層が破壊されて、悪い紫外線が地球に直接届くと報告されて
何年になるのでしょう。
季節感の概念が随分と様変わりしてきていますが、それでも
この季節は、いろんな方が「彼岸花(曼珠沙華)」のことを
写真と共に載せていらっしゃって、やっぱりこの季節の代表的なお花です。
「地獄花」「毒花」「墓花」「死人花」などという異名があるそうですが
「法華経」の仏典に由来していて
曼珠沙華(まんじゅしゃげ)という呼び名は、梵語(ぼんご・サンスクリット語)で
「赤い花(葉に先立って赤花を咲かせる)」という意味の
「manjusaka(マンジュシャカ)」と言う名称からそう呼ぶようです (ウキペディア参照)
元々お墓に植えられている花で
花の毒で地中に害虫などを寄せ付けないため、故人の身の回りのものを
害さないために植えられていたのですが、今では観賞用に
いろんな場所で観られますね。
その赤い色と、お墓に咲いている花というのが
私の中では、少し暗くて後ろ向きなイメージがありましたが
この花の毒を抜いて、昔は(今も?)緊急用の食用にすることもあったようです。
「女声合唱団風」では、山田耕筰氏の作曲の歌曲「曼珠沙華」の
林光さん編曲合唱曲を歌いました。
林光さんの「日本抒情歌曲集」のステージは「曼珠沙華」と
「この道」「待ちぼうけ」「かやの木山の」「ゴンドラの歌」で
ピアノは私。
私が長年ピアノ伴奏していたママさんコーラスの指導者は 大学の先輩で
「ゴンドラの歌」の 歌詞やメロディーが
あまりお好きじゃないようでしたが
林光さんのアレンジがとても美しいので、男声合唱団の
メンズコーラスも林さんの男声合唱版で歌われていて
とてもハーモニーが綺麗でした。
再度掲載ですが「曼珠沙華」と「ゴンドラの歌」
よろしければお聴きください。