女声合唱団風 過去の動画2
これまでの「風」のコンサートの印象深いステージを思いつくままに載せていきたいと思う。「歩くうた」谷川俊太郎氏の詩集「どきん」所収。「どきん」というのは「心臓がドキンとする」というよ......
「女声合唱団風」がよく歌ったソング「歩くうた」のこと。
谷川俊太郎さんの詩に林光さんが作曲されたソングで
「歩き方は色々あってそれは個性」
「人は自由で何にも束縛されることはない」
この曲は4分の3拍子と8分の6拍子が交互に繰り返されている。
4分音符1個♩= 8分音符2個♪♪
♩♩♩|♩♩♩(4分の3拍子)=♪♪♪♪♪♪|♪♪♪♪♪♪(8分の6拍子)
ピアノ前奏の冒頭は4分の3拍子で始まる。ちなみにピアノは私。
歌の始まり「人は(♩♩♩)歩く」は4分の3拍子。
これに合わせてピアノ伴奏は8分の6拍子(♪♪♪♪♪♪)で弾いている。
それぞれのリズムのアクセントの突くところが違うが
4分の3拍子と8分の6拍子は親子みたいなもので
一緒に演奏したらピタッとはまる。
「人は歩く、自分の足で(人を助けて)、人には歩く自由がある」と
高らかに歌っている。
ユーモアと皮肉の塊のような方だった林光さんらしく
革命だとか社会派の詩は、こんな明るいソングが多い。
you tubeにアップしたら、イタリアの方が「Fantastic!」
「このメロディーを口ずさんでいるんだ!」とコメントを寄せて下さって
私も拙い英語で返信させて頂いた(笑)