昨日と同じように、またモイストポプリを作ろうと
金木犀の花びらを集めてみた。
金木犀の枝を切っている内に、勝手に剪定しているのと同じで
ランダムに枝を切るのも良くないと思ったことと、手間がかかるので
直に枝から、花びらを軽く柔らかくもぎ取るような感じで集めた。
ひらりと地面に花びらが飛び散っているのを、丁寧にそっとつまんで集める。
ブルガリアでは香水用の薔薇を、匂いが飛ばない早朝の
日が差さない間に採取するらしい話を思い出す。
芳しい香りのために労を惜しまないということ。
他所からお借りした写真
今日の花びらの収穫は昨日より少し多かったかな。
昨日作った瓶は、詰めた塩の重みで下がり
上段の花びらが目減りしていたので、瓶の淵まで追加する。
残った花びらを、古くなった安物のブランデーグラスに入れてみた。
中途半端に残った分はラップを敷いて保存する。
熟成したら「匂袋」にできないだろうかと思う。
一ヶ月半で熟成した瓶は、蓋を開けて香りを楽しむことができる。
先日のブログ記事。
紫禁城舞台の清朝の中国ドラマ「「瓔珞(エイラク)」では
女性は懐などに、男性は腰に「匂袋」を下げている場面があった。
好きな男性に、女性が刺繍を施した匂袋を渡して愛情を表現するのが
とても優雅で印象的だった。