父の陶芸作品④
食器類を余り作らなかったと思っていた父だが、実家の食器棚には父の作った銘々皿や、湯呑み、ご飯碗用に使う抹茶茶碗などある。天目茶碗と、優しい翡翠色が中にたまったようなお茶碗でご飯をよ......
先日、女優の戸田恵梨香さんが松坂桃李さんと結婚されて
世の中大いにびっくりしたけれど
昨年の今頃はNHKの連続ドラマ「スカーレット」で
久々にドラマに引きつけられていた。
信楽焼の郷が舞台で女流陶芸家の草分けの女性がヒロインだった。
実家の父は仕事ををリタイアしてから
趣味で25年ぐらい陶芸に没頭していて
釉薬(うわぐすり)を試行錯誤しながら作陶していたが
ドラマに出てきた、ヒロインの陶芸家の夫が賞をとったという
「辰砂」の大皿が、父の作品とおんなじ!と吃驚して
そのことについて書いたら
連ドラの人気とは凄い!と実感する経験をした。
今まで見たことのない様な数のアクセスを頂いた。
「辰砂」とは、硫化水銀から成る鉱物の一つで洋紅色(紅色)をしている。
Wikipediaからお借りした写真
その時のブログ
[NHK連続ドラマ「スカーレット」の辰砂(しんしゃ)の大皿]
この後はしばらく父の陶芸作品を、ブログで何回か紹介させて頂いた。
今月23日は主人の七回忌で、私のみの自宅での法要を執り行って頂いた。
お寺のご住職は、以前にブログでも書かせて頂いたが
アルゼンチンタンゴのライブを本堂で開催したり
檀家さんたちの交流と言ったことに力を入れておられている。
父の遺している陶芸作品を、ただの遺品としてガラクタと化しないように
本堂に並べてお好きな方に持ち帰って頂く
遺作展のようなものをさせて頂きたいとお話ししていたが
コロナ蔓延で、何一つ計画を立てることができない日常になっている。
無意義にコロナ禍の中過ぎていくのを少し寂しく思っている。