ハンブルクのホテルから、来た行路を戻る感じで、翌日朝からは数十キロ西南のところにあるブレーメンに行く。
「ブレーメンの音楽隊」はグリム童話のお話。
話の始まりは、働き者だったロバが歳を取り飼い主に虐待されるようになり、これは堪らないと脱走しブレーメンに行って音楽隊に入ろうと考える。その旅の途中で、同じような境遇のイヌ、ネコ、ニワトリに出会い4匹が一緒にブレーメンに向かう。ブレーメンへの長い道のりでお腹が空いてたまらないので、森の中で食事中の泥棒の家を見つけ、そのご馳走を取るためにこの4匹は一計を考えた。ロバの上にイヌ、イヌの上にネコ、その上にニワトリが乗って一斉に大声で鳴いたので、泥棒は窓に映るシルエットとその鳴き声に、お化けが出たと驚いて逃げる。そうして彼らは食べ物にありつくことができたという。
私たちはブレーメンに着くとまずこの童話の銅像のところでカメラ。
このマーケットではランチは自分たちで自由に食べる。
お菓子レープクーヘンと一緒にみなさんグリューワインを楽しんでいる。
街の至る所にある土産物店のほとんどは、クリスマス時期なのでそのグッズばかり。えみこさんとクリスチャンでもないしねぇと言いながら、私はブレーメンに関係する土産物を探した。
この路地の奥のどん詰まりに仕掛時計がある。
写真の真ん中上に見える壁が、時間が来ると音楽に合わせて、オルゴールのようにゆっくり絵が回って変わって行く「グロッケンシュピール仕掛時計」観光客が狭い路地に集まるのでうまく撮れていないが…。
両脇におしゃれなお店が並んでいて、その1軒でブレーメンの音楽隊の絵が書いてある楽しそうな来年のカレンダーをみつけた。中学生の孫と自分の分とで2部買った。クリスマス用か？と訊かれて違うと言うと
こんな粋なラッピングにしてくれた。
その絵柄に惹かれて買ったプラスティックのボード。飾り物なのか？マウスパッドにしたら硬いし…
裏を見ると「Breadboard」Made in Germanyと書いてあった。な〜るほど。
孫と自分用に、綺麗な絵本のようなカレンダー。
