今年で15回目になる。
1999年恩師が大学を退官される時に、部員だった先輩後輩が80名ほど集まり、その会の最後に先生の指揮で、三善晃さんの「小鳥の旅」というかわいらしい思い出の女声合唱曲を歌った。
先生も「いいねぇ」と感慨深く、私たちも「もう一度先生の指揮で歌いたい!」そう思った瞬間だった。
でも先生は「僕は大学辞めてこれからいろんなことをしたいんだよ。自分たちで、ある程度練習してまとまったら行くよ」「それに僕は林光さんのしかやらないよ。それでもいいんなら」というお返事だった。
大学時代部長だったSさんが代表になり、しばらく自主練習のようなことをしていたが、先生が指導に来られて、やはり合唱好きなメンバーの熱意が伝わったのか、隔週に1回の割で練習しだして翌年には第一回のコンサートをするまでになった。
私はほかの団と両方に歌いに行っていたので、第一回は出演じゃなく、ホールで聴く側だったが、声が後ろまでビンビン飛んでくるその迫力に驚き、私はここで聴いている場合じゃないと、すぐ練習に参加して今に至っている。
やりだしたころ先生は「10年したらやめよう」そうおっしゃっていたが、10回が終わった時「まだやれるね」と。
指揮者は今年85歳になられた。
日時 5月23日(土) 午後2時30分開演(2時開場)
場所 兵庫県川西市みつなかホール
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私は「ソングの花束」の初めのソング4曲と後半のブラームスの歌曲を伴奏する。
ヨハネス.ブラームスは、バッハ、ベートーヴェンと並んで音楽界の3大Bと称され、新古典主義の作風の人。古典的な形式とロマン主義の流れを結びつけ、美しく魅力的なドイツリート(歌曲)の世界を作り上げた。