相続関連書類終わる

この数か月父の遺した不動産等の相続のために、税理士さんと共に、母に代わって私が手続き作業を行ってきた。
どの家庭にも身内の中で勝手なことを言う者はいるようだ。我が家も例にもれず、中々義務はすばやく果たさず、権利だけを主張する人はいた。そんな中ようやく今日すべての書類への署名捺印が済み税理士さんに委任できるところまできた。
母も私たち姉妹も今年中に済ませたいと思い、私はそのほとんどを速い速度でやりこなしたと思う。

以前、一緒にピアノ連弾の活動をしていた先輩が、私の行動を見ていて「○○さんはほかの女性たちに比べてとってもスピードが速くてちょっとついていけないところがあるのよ(笑)」ということを言っていた。
私のポリシーやスタンスは「面倒なことは先延ばしにしない。今日できることは今日してしまおう」ということだ。
正直若いころはどちらかというと『ものぐさ』だった。
結婚して3人の男の子を育てて生活している内に、ものごとを先送りにしていては事は進まないことが色々あって学んで行ったと思う。これは会社人であった主人の影響が特に大きい。
会社の諸々の作業は、私たち家庭では想像もつかないぐらい色々なトラブルがある中、次につなげるよう処理していかねばならないと思うが、日々の中での主人の行動、考え方は、私自身にいつの間にか沁みこんでいったことは確かだ。
若いころの私は、融通はきかないところがあったし、几帳面、臆病な面などを含めてすぐ行動できるタイプではなかった。今では少々のことでは動じなくなった。『女は強し』だ。
だから、女性の友人の中には、私にちょっとついていけなかったり理解できないこともあるだろうと思う。

父が亡くなってから一番先にしたことは、父名義になっている銀行の通帳の自動振替にしている諸々の支払いを、母名義に切り替えてしまうことだった。
父が3月で、下の妹の舅も5月に亡くなり、我が家と同じことを彼女のところでも行っていたようだが、私たちのことを「することがとにかく早いわ」と妹は驚いていた。
銀行へは母を連れて何度か足を運んで、母名義にするもの、父名義の通帳の残高から『経過利息』を算出してもらったり、初めてで煩わしい書類の提出など、今の私の年齢ならまだ何とか処理できるだろうが、それでも健康でなければできないことが山のようにあった。

今日相続関連の最後の書類への署名捺印が済み、税務署関係のことを税理士さんにお任せできるところまで終えた。あとは税金を納めれば終わり。やれやれ。

腰痛が再発してリハビリに通っているが、1週間で治った今は、背骨や脚のピンポイント的な『筋トレ』メニューをジムに行かずにクリニックでやっている。年明けで終わる予定。