久々に上野の「EVERY SWING」に行ってきました。
メンバーは、松本ケンセイ(p) 内田克彦(b) くどうりょうこ(vo)。
店のHPにはライブ&セッションと書いてありましたが、ライブは1セットだけで、あとはセッションでした。
お店の常連さんなのか、ライブを聴くというよりセッションが始まるのを待ってる感じの人が多いのはちょっと残念な感じもしました。
セッションもありでも良いけれど、2セットくらいはたっぷりライブじゃないと落ち着かない気もします…。
それはさておき…。
1セット目のインストで「ナシメント」が演奏されるとき、くどうさんが「クリスマスのお人形さんの事だそうです」と解説。
んっ? ヤバイ…。 もしかして…。
…実は、先日のSUGAR HILLのライブでケンセイバンドが「ナシメント」を演奏した時、
「ナシメントってどういう意味だろうね…」
とナニゲに聞かれて、私はその時、ある事を思い出していたのです。以前、メキシコのオアハカという街にクリスマスシーズンに滞在していた時、普通の民家の窓際やお店のディスプレイのいたる所に、キリストの生誕にまつわるシーンを再現した人形が飾られていたのです。
それぞれ工夫をこらしてあって、個性的で、印象深く記憶に残りました。
で、見た時に「これは何?」と聞いたら、確か「ナシメント」と言ってました。
で、これの事かなぁ?と…。
ずーっと気になってたので調べてみたら、バリー・ハリスの「ナシメント」は、彼がミルトン・ナシメントに捧げた曲である事が判明。
だから、曲自体はジオラマとは無関係でした。ちなみに私が「ナシメント」(多分スペイン語)と記憶していたモノは、「中南米や欧州で12月初旬から飾られる、キリスト生誕の様子をミニチュア人形で再現した物」だそうで、このクリスマス飾りは地域によってはクリスマスツリーよりも一般的なのだそうです
。
それにしても、とんだナシメント違いだったワケだけど、久々に旅の思い出があれこれよみがえってきて楽しかった~