クリスマスイヴ。
池袋の「ペーパームーン」へ、林栄一(as)さんのソロを聴きに行ってきました。
普段はジャズをかけているバーで、ライヴはめったにやっていないみたいです。
林さんから小さいお店と聞いていたので、事前にお店に電話をしてみたら、
「さあねぇ…。混むかなぁ、混まないかなぁ…。今日はクリスマスイヴだし、まったく読めません」と、なんとものんびりな感じのご返事。
立見というのも辛いので、音出しの1時間前くらいに行ってみました。
昭和な雰囲気の薄暗い店内は、カウンターだけの14席。カウンターの中で演奏するそうです。
先客は3~4人、真ん中の良い席ゲット。
音出しの20時には、満席で入口の補助席的椅子もいっぱい。
グラス片手に立って聴く人もあり…。
「メリークリスマスなんて言わないよ」って一言で始まった1st setから、オリジナル~スタンダード~即興…と演奏が繰り広げられる。
素晴らしいの一言
リードの部分、マウスピースの部分、本体の部分、それぞれの部分から同時に質の違う音が聴こえる時がある。
それらの音が時々ハモってるようにも聞こえ、巧みにコントロールされているように感じるのですが、どうなんだろう…
即興の重要性にリアリティをもたせてくれる林さんの演奏を、近くで生音で聴けてシアワセ。
帰る時、林さんが外まで出てきてくれて、
「退屈だったでしょー」と一言。
退屈どころか、大いに刺激を受けました~。