美味しい“東北復興支援”

10月29日（土）の朝、たまたま日本大通りを通りかかったら、こんなイベントが開催されようとしていた。 　その時間はまだオープニングの準備中で、どのブースも開店に向けてスタッフが忙しそうに動き回っていた。 　どうやらブースは海岸通りまで続いているようだった。 　 　しかし、私はこのあと夕方まで用事があるため、残念ながらプラプラ見て回ることはできなかった。 　これから出かけなければならないのに、舞台でこの楽器に惹きつけられてしまった。 　初めて見るものだ。なんだろう…。 　彼らのリハーサルなんかを聴いて行きたかったのだが、よんどころない用事と重なってしまっているため、泣く泣く会場をあとにした。 　そして夕方。 　用事を終えて戻ってみると、まだまだイベントは続いていた。 　自分の身体を計測してもらえばよかったかな…。 　これは朝見たときから気になっていたもの。 　美味しい！ 　陸前高田の瓦礫で作った「瓦Re:KEY HOLDER」。　 　小さな瓦礫の背景には、たくさんの想いが詰まっていているのだろう。 　放射線量は検査済み。 　ハワイアンが始まると、カメラを抱えたオヤジたちが舞台の周りに群がってきた。 　お前もそうじゃないかって？ 　 　……。 　常磐ハワイアンだろうか。 　気仙沼のフカヒレスープ。 　今度の休日にでも中華丼を作った時に、一緒に味わってみるかな。 　南相馬市から出店の「たくあん」。 　添加物が多いだけあって美味しい。 　これのみじん切りに鰹節を混ぜてご飯にのせると、もうそれだけで３杯はいけちゃう！ 　一方、こちらは9月10日～11日に山下公園で開催された「東日本大震災復興支援フェスティバル」。 　ガストロノミ協議会のシェフがつくるカレーライス。 　 　防災パンフレットを読みながら食べると、 　ウマイ！ 　それにしても、こんなにいい天気だったのに、お客さんの入りは最悪。 　出店ブースも少ないし、 　ＰＲ不足かな…。 　東北物産も思ったほど出ていなかった。 　そんな中で購入したのは「ふのり」。 　 　翌日、味噌汁の具にしてみた。 　さて、こちらは元町仲通りにある岩手県のアンテナショップで購入した食材。 　肉厚のシイタケにイワシの削り節。 　この削り節は重宝する。 　長芋。 　千切りや摩り下ろしでいただいた。 　こちらは6月に開催された東北支援物産展で購入したもの。 　なめこ＆イナゴの甘露煮。 　久々に食べるなぁ。 　こりゃあ日本酒が進むわ。 　青森産のハーブと根曲り竹。 　いろいろ入っている。 　これが中身だ。 　花も美味しい。 　根曲り竹はいろいろな食べ方があるが… 　皮ごと素焼きにして味噌をつけて食うのがウマイ。　 　味噌汁もいい。 　これは長野県風に鯖の水煮を加えたもの。 　弘前の道明寺。 　そして、ニシンのかば焼き。 　これも日本酒の友にふさわしい一品。 　さて、この半年間でずいぶんと東北の物産を食べさせていただいたが、どれも本当に美味しかった。 　震災前は、デパートやスーパーで開催される物産展だと、「北海道」と「九州」が多かったように記憶しているのだが、今年はデパ地下などに限らず屋外のイベントとしてもかなり「東北」が目立ったと思う。 　今までの私は東北物産展なんかが開催されていても、ほとんど見向きもしなかった。やはり北海道物産展と比べると、食材的には見劣りがしてしまうからだ。 　 　だが、今回の大震災をきっかけに、これからは東北物産展にも積極的に足を運んでみようと思う。 　被災地の復興にはまだまだ相当な年数が必要だ。現地でのボランティアなどがなかなかできない私のような者は、せめて東北の美味しいものを食べて支援していくしかない。 　 　ところで、義援金が被災者のところになかなか届かないという情報があったけれど、その後はどうなっているのだろうか。 　そして、こんなニュースも気になる…。 義援金で生活保護打ちきり 生活保護打ち切りは厚生労働省の指示 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね 「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒