
市場通りの維揚料理「三蔵飯店」が撤退したあと、そこに入ったのは大通りで店を構える「蓮香園」だった。 同店が横浜中華街に参入してきたのが2005年10月。それから3年で2店舗目を出すに至ったのだから、たいしたもんだ。 ところで、中華街における最近の店舗入れ替わりを見ていると、全くの新規参入よりも、すでに中華街で店をやっているところが2店目、3店目を開店させるというケースが多いように思う。 私の記憶では、そのような事例は以下のとおりである。 「知味鮮」→「梅蘭酒家」 「中華楼」→「龍門大通り店」 「雅秀殿」→「白鳳市場通り店」 「海源楼」→「金龍飯店」 「三蔵飯店」→「蓮香園新館」 「とりかま」→「りーろん(江戸清)」 「龍月食房」→「盛華楼」→「錦臨門(福満園)」 「天山閣」→「廣翔記四川館」 「鴻昌」→「招福門売店&喫茶」 と、まぁ、こんな感じだ。 忘れているけど他にもあるだろうし、また、「新館」や「別館」という位置づけではなくとも、別店名で出している系列店、同経営店というのもあるようだ。 このことは何を意味するのか。 ![]() 新しくオープンした「蓮香園新館」の店頭に、写真付きランチメニューが置かれていたので、さっそく入ってみることに。 選んだのは、この写真にある「酢豚」。630円だ。 その酢豚の周りを囲むものたちは、左から杏仁豆腐、ライス、ザーサイ、スープ、そして何か分からない一品。 ![]() 他のランチは、このようなラインナップである。ごく一般的なメニューと言えるであろう。 価格も、この辺りでは普通だ。 ![]() 酢豚ランチが到着。デザートの杏仁豆腐まで一気出しだ。 で、探偵団の調査が始まる。 杏仁豆腐が表の写真とは違う。黄色いのはフルーツだと思うのだが、それが入っていない。忘れちゃったんだろうか。それともたまたま? 表の写真に写っている酢豚の隣の料理。あれは何だろうか。実際のランチには付いて来なかった。 メニューに「白飯・日替わりスープ・ザーサイ・杏仁豆腐付き」としか書いてないのだから、もう一品あるわけないよ、と言われればそれまでなのだが… なんか、しっくりしない。 ![]() ニンジンは単なる薄切りではなく、飾りをつけている。 ![]() コロモはフリッターのような、天ぷらのようなタイプのもの。柔らかくて歯の悪いオジサンには優しいのだが、酢豚といったら、やっぱり唐揚げでしょう。 これは是非、ハードタイプのものにしてほしいところである。 ![]() 「ハマる横浜中華街」ランチ情報はコチラ⇒ ![]() |
中身も本店とほぼ同じなので、中華街の店数は増えても選択肢は減っています。
でも、中身が同じままだとそのうち本店の方の売り上げに影響が出る気がします。
なので、いつ頃から独自性を出してくるかな、と興味を持って眺めてます。
メニュー写真と実物の差が大きい店は食べていてかなり気になりますね。
お店も気をつけた方が良いと思います。
どこかで何かをごまかしていそうなお店、と思われたらお店にとっても
かなり損だと思うんですけどね。
寡占化といったら大げさでしょうけど、店の数に対する経営母体数の割合は、かなり変化してきているのではないかなぁ。
他に店名は別でも、たとえば「龍華楼」と「好好亭」のような姉妹店も何組かあるうえ、公表されていない系列店というのも意外に多いようです。
馬さんの店 龍仙本店(?)と較べるととってもキレイになっていて別の店のような感じ。外から見ただけですが、メニューなどは基本的に本店(?)と同じような感じ。店の外には、馬さんと横浜市長とのツーショットなどの写真が何枚も貼ってありました。
私も見ました。21日のオープンだとか。
スゴイパワーですよね。
これで3店舗目です。