中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

中華街西門通りに韓国料理の「茶花咲」がオープン

2006年06月30日 | 中華街(西門通り)
 5月28日のオープン。できたのは気づいていたのですが、なかなか入る機会がなく今日になってしまいました。
 中華街にはもともと韓国・朝鮮料理店が結構ありました。それというのも、この中華街は中国人だけではなく、韓国・朝鮮の人々も多かったからです。伝説的名店「やすいや」などは、その象徴的な存在でした。その後は減少する一方で、いまでは焼肉の「京城苑」が唯一残っているという状態です。
 そこに今回、新しく韓国料理&伝統茶を出すという「茶花咲」がオープンしました。これで「チャッカショウ」と読むそうです。今日はここでランチをしてきました。
 昼のメニューは今のところ「キムチチゲセット」と「チヂミセット」(各1300円)しかありません。「他にないの?」と聞くと、「これからは冷麺セットやビビンパセットを出していきたいんです」と若い女将の返事。かなり若いです。そして美形です。こんな彼女が一人で店を出したのでしょうか、それは聞きそびれてしまいました。



二人用テーブルが7つ、合計14人程度の狭い店です。大きな窓からは中華街西門通りが見えます。韓国料理店から中華料理屋を眺めるなんて不思議な感じです。 テーブルもイスも、インテリアはすべて白で統一されています。まだ新しいせいもあるのでしょうが、非常に清潔な雰囲気です。


右のお茶は、まず最初に出されたコーン茶。トウモロコシで作っているそうです。なかなか、いい匂いです。もちろん美味しかったですよ。これは日本の食堂で言えば、通常の日本茶ですかね、何杯も飲めます。なくなれば美人女将が次々と新しいお茶を持ってきてくれます
 左は伝統茶だとか。干し柿とシナモンで作ったそうです。どことなく、カリンポリフェノール配合のど飴の味がしました。
定食のキムチとナムルのセットです。真ん中はニンニクのキムチ。5個入っていました。上から時計回りに、ラッキョのキムチ(5個)、エゴマの葉のキムチ(1枚)、ナムル、白菜のキムチ。けっこう辛いけど、美味しいです。


メインのキムチチゲ。スープは結構いいお味が出ていました。でも、この暑い日に鍋はどうかな…。左奥はカルビチム。大根とニンジンの煮込みをゴマであえたものです。なんとなく泥臭い田舎の料理という感じでした。 デザートのシッケ。麦の芽で作っている宮廷料理とか。素朴な味わいでした。

 BGMはディープな韓国音楽です。どこか日本の民謡や沖縄の古い歌に通じるものを感じます。詳しいことは分かりませんが、なんとなく本格的な韓国ミュージックなのでしょう。

 最後に、「サービスです」と言ってゆず茶が出てきました。まるでジュースのようです。店名からも判断できるように、ここはお茶にこだわっているお店なのかもしれません。
 夜は予約のみ。ディナーメニューはチャプチェ、チヂミ、カルビチム、焼肉、チョレギ、薬飯などで5800円だそうです。(電話 222-1368)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 市場通り「菜香」で叉焼労麺... | トップ | 「天龍菜館」で高菜と豚肉の... »

コメントを投稿

中華街(西門通り)」カテゴリの最新記事