「翠華」跡にレストラン「Base」がオープン

毎日のランチのほか、仲間同士の飲み会でよく利用した「梅園」が閉店してから、中華街で洋食を食べる機会がとんと減ってしまいました。 　たしかに、フレンチの「ジェファン」、スパニッシュの「サブローソ」、フュージョンダイニングの「TRES」、イタリアンの「イージーリビング」など、“西洋料理”を食べさせてくれる店はあるのですが、私が欲しているのは“洋食”。 　その殿堂が「梅園」でした。そして「つね勝」。 　探偵団御用達の両店が閉店して、もう何年になるでしょうか。 　ああいう洋食屋さんが再登場するのを待っていたら、東門近く、ナチュラルローソンの３階に洋食レストランができたという噂を耳にしました。 　こういう情報を知ったら、黙っておられません。 　さっそく行ってきました。 　以前、「翠華」が入っていた大きなビル。 　今では「横浜イーストゲートビル」となっておりますが、その３階に今日ご紹介する「Base」があります。 　店頭のキャッチコピーには“横浜の味が帰ってきた！”というPRが。 　その本文を読んでいくと“横浜で洋食をつくり続けてきた山本シェフを迎え……”などと書かれていました。 　誰なんでしょうかね、山本シェフっていうのは。 　なんだか分からないまま、エレベータで３階へ。 　店内は大きく分けて３区分になっていました。 　一つはカウンター席。南門シルクロードや沿道のビルの屋上が見渡せる場所にあります。 　そして２つ目。いちばん面積の広いのが、ここです。 　さらに１段上がったところに、全体を見渡せるような空間が。 　ランチメニューはこんな感じです。 【ワンプレートランチ】 ・ハンバーグステーキ　デミグラスソース１２００円 ・ポークリブの香草グリル　１０００円 【その他のランチ】 ・横浜ナポリタン　９００円 ・王道オムライス　９００円 ・デミグラハヤシライス　１０００円 ・MIXピザ　１２００円 　この中から自慢の品というハンバーグを選択しました。 　店内を観察しているうちにスープが登場。 　お皿に入っているのかと思ったら、カップ入りでした… 　これがメインのハンバーグステーキです。ワンプレートですべてがのせられています。 　ご飯は五穀米か白米の選択制。 　ちょっとボリューム的には、あれですね、小食な女性向きかも。 　ハンバーグはフワフワタイプではなく、肉をしっかりと感じることのできるタイプといったらいいのかな。 　野毛の「洋食キムラ」の柔らか～～いハンバーグを食べなれていると、その違いが際立ってきます。 　ということで、半熟の卵焼きを突き崩し、さらにソースを混ぜてしっとりとさせて食べたところ、自分の好みの柔らかさに。 　 　ポテサラはちょっと変わった味わいで美味しかったですよ。 　ただ、これで１２００円というのは、おじさん達には厳しいでしょうね。 　ところで、このビルの上には「ダイソー」が出店するという噂を聞いていたのですが、結局はレストランだったわけで、じゃあ、その「ダイソー進出」の話はどうなったんだと思っていたら、こんなことになっていました。 　 　中華街大通りにある「チャイナスクエア」の中にできるようです。 　１階の奥と、２階の半分ほどが「ダイソー」なんですね。 　 　すぐ近くには「１００円ローソン」もできたし、「安楽園」跡には「横浜大世界」が運営する「博覧館」ができるし、なんだか中華街の潮流が変わってきたような気もします。 【Baseの地図】 　 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね