退院後 初の中華ランチは

点滴・病院食から開けてしばらくは、日本蕎麦、うどん、豆腐料理などにしていたのだが、その間ずっと、「最初の中華ランチは何にしようか」ということだけを思い巡らしていた。 　そしていよいよ解禁の日、向かったのは「一楽」。ただ、混み具合を見て無理そうだったら「獅門酒楼」に行こうと思っていた。 　だが、この日は１階席に空きがあった。 　そして記念すべき第一食は「新サンマと秋茄子の煮びたし」を注文（冒頭の写真）。 　薄く衣をまとったサンマが、和風の中にも中華的味わいを残しながら煮てある。口先まで運ぶと、何とも言えぬ香りが鼻腔をくすぐる。 　秋茄子は中までしっかりと火が通っているのに煮崩れせず、端正な断面を見せながら横たわっていた。中心部の色が表面と変わらないほど味がしみ込んでいるようだ。 　ご飯をお代わりしたいところだったが、胃腸への負担を考えて一杯でやめておいたら…… 　なんと、社長から快気祝いが！ 　 　これだっ！ 　 　週替わりランチで出ていた「炭火焼き鶏とチャーシューのせ丼」のトッピング部分だった！ 　チャーシューがウマイ！ 　焼き鶏がウマイ！ 　 　食事を控えめにしておこうと思っていたのだが、なんと腹一杯に… 　プハ～ 　ありがとうございました。 　その後、なんともないので体調はほぼ戻ったようである。 　 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね