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今までは知る人ぞ知るといった隠れ家的な中華料理店だった「天龍菜館」だが、昨年あたりから昼どきでも満員になることが多くなった。 最近は、お客の大半を占める近隣サラリーマンに混じって、地方からの観光客も見受けられる。 そんな状況に対応するためか、歩道上にテーブルとイスが出されていることも。 ![]() この日のランチはサンマーメン(500円)だ。 サンマーメンといえば、少し甘味のある醤油味のスープに、モヤシと豚肉の細切りをトロミでまとめた餡と相場は決まっている。 だからここのメニューには、わざわざ塩味と書いてある。一般的なサンマーメンを意識して注文したお客さんが、出てきたものを見てビックリしないようにする配慮なんだろうね。 で、ご覧のように天龍菜館のサンマーメンのスープは、醤油を使っていないからこんなに色が薄い。(いや、少しは入れているのかもしれないが、よく分からん)。 表記のとおり塩味なのだ。これがまた、めっちゃ旨い! でも…タンメンとどう違うのか…… ![]() ということで、別な日にタンメンを注文してみた。 ほとんどスープは同じ。 参加している具材が違うだけなのかもしれない。 サンマーメンから豚肉とニラを引いて、野菜類(ブロッコリー、ニンジン、タケノコ、キクラゲ等)を加えたといったらいいだろうか。 う~ん。 こっちは、こっちで美味しい~! ![]() 同行者が注文した「チャーハン+ワンタン」(500円)! これも美味しい! ![]() 思わぬサービスの杏仁豆腐! これが付くなんて、店頭には書いてなかったのだが… どうやら定食スタイルのランチに付くものが、同行者全員にサービスされたのかも。 さて、ここ「天龍菜館」のサンマーメンは一種独特のスタイルであったが、かつて私が中華街で食べたサンマーメンを振り返っておきたい。 とりあえず自分用のメモとして掲載しておく。 【中華街編】 龍膳(2005.2) 味香園(2005.5) 富貴楼(2005.7) 聘珍樓(2006.3) 栄楽園(2006.3) 翠香園(2006.4) 景珍楼(2006.5) 国賓菜館(2006.5) 梅林閣(2006.5) ハオ(2006.6) 長崎屋(2006.7) 珠江飯店(2006.7) 広東飯店(2006.7) 聚英(2006.7) 金華園(2006.7) 吉兆(2006.8) 広東(2006.8) 雲龍(2006.8) 青葉新館(2006.9) 揚州麺房(2006.9) 安記(2006.10) 心龍(2006.11) 龍龍(2006.11) 明華(2007.3) 萬来亭(2007.4) 彩鳳(2007.5) 麺恋亭(2007.7) 福亭(2007.8) 海員閣(2008.1) 【中華街以外】 奇珍(2006.8) 玉泉亭(2006.9) 【その他】 再春菜館の秋刀魚刀削麺 4分でできるサンマーメン ![]() |
聞かれるのは それこそネタだろ?と思っ
ていたのですが 少し前に伊勢佐木町の
裏あたりの某所で『ヨコハマ名物「サンマ麺」』という幟を見かけました。それこそ
店に入って「ネタですか?」と聞きたく
なりました。
サンマーメンの表記はサンマ面でも正解ですね。
サンマ面という表記はよく見かけます。
こういう書き方すると、余計に秋刀魚のイメージになってしまうのですよね。
塩味のサンマーメンというのは、
揚州麺房でも出ていました。
調べればまだあるのかもしれませんね。