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先月のことだが、20代のころからやっている同期の麻雀大会が熱海で開催された。もともとは菅平で始めたので、テニスのデビスカップにひっかけて、「ダボスカップ」と名付けていた。その後、あんな遠くまで行くのが大変になってきたため、小諸、奥多摩、大山、道志、湯河原と開催場所を替えてきて、最近の7年間は熱海開催となっている。 このツアーの愉しみは、もちろん同期の仲間と打つ麻雀であることは決まっているのだが、東海道線の鈍行でビールを呑みながら、車窓を流れていく風景を眺めることにもある。 冒頭の写真は、どこだか分かりますか? 御殿場線の乗換駅、国府津ですよ。 30代のころは、ここから松田まで行き、丹沢に何度も登っていたことを思い出す。帰りは松田駅前のマニラ食堂でビールを呑んだものである。 ![]() 東海道線はこういう風景が好きだなぁ。 ![]() 根府川駅。 もうずいぶん昔のことになるが、ここから通勤している上司がいた。朝はいいとしても、呑んで帰るときは大変だったろうね。 ![]() てなことを思い出しながら、缶ビールを5本ほど空けたところで熱海駅に到着~。 ![]() 駅ビルの一画に、コミュニティFMのスタジオがある。79.6MhzFM熱海湯河原だ。 中でDJが何か喋っていたが、聞こえないので面白くない。 ![]() 坂を下っていく途中に建っている古い旅館「竜宮閣」。こんなところで麻雀というのも良さそうだね。 ![]() カーブに建つビルは、大抵が曲線を描いている。 ![]() 「善波酒店」。角打ちができるか覗いてみたが、どうもやってなさそう…。 ![]() 地味な診療所。 ![]() 温泉がでているのかな…… ![]() 近ごろは中国料理屋が増加しているみたいだ。 ![]() こんなところにも温泉が。 ![]() さて、ホテルに着いたらすぐさま競技開始である。8人なので2卓となるが、50分打ち切りの時間制だ。このルールだとチーチャを取れるかどうかが成績を左右する。 残念なことに私は初回から4回連続でラス親……涙 南場の親は、ほぼ回ってこない。 それでも2回戦から6回戦まで、連続でトップを取った!! これで一気に100点以上にいき、その後も小さなマイナスとトップを繰り返す。 そして夕食になってレストランへ。こういう中断がのちに悪影響を与えるのだが…… ![]() 藤井七段と違って、われわれは酒を呑みながら観想戦を行う。 「あのときH氏が振り込んだオヤッパネがひどかった」 「そうそう、残りのツモの回数から考えたら、下りなければならなかったと思う」 「イースーチー万ならすぐ出ると考えたのが、甘かったか……」 な~んてことを、グダグダ話しながら、呑む、呑む、呑む…… ![]() 結局、かなり酩酊して宴会を終え、そのまま麻雀室へ。 密かに優勝を狙っているヤツはあまり呑まず後半戦に備えていた。私はプラス120という得点で、2位との差は90点くらいあったから、余裕で呑み続ける。 やはり、麻雀が強いのか、あるいはツキがあったのか、こんなベロベロでも勝ち続け、とうとうトータル150点まで到達! そして夜中の12時30分。初日はこれで終了した。 2日目。 残り半荘(ハンチャン)が4回。ここで万年最下位のエヌ氏が猛スピードで追い上げてきた。残り2回となったところで、その差は5点! しかも直接対決である。これはヤバイ!と思っているところで、 なんと、痛恨のミス…… 親なのにチョンボをやってしまったのだ。 あまりの配牌の良さに浮足立って、小牌したまま進めていき、リーチをかけてしまったのである。 そして、当り牌だと勘違いしていたリャンピンがすぐ出て、 「いっぱぁ~~~~つ!!」なんてやってしまった。。。 「お、それチョンボね、テンパっていないじゃん」 「………」 「はい♪ 親のチョンボは満貫ね~」 しかし、このあと、驚異の連続満貫で、プラマイゼロを維持して、結果的に今年の試合は私が優勝したというわけ。 めでたし、めでたし…… ![]() |
優勝 おめでとうございます。
麻雀はもう20年くらいしていません。
私もこの大会のほかには、忘年会のときしか麻雀をやる機会がありません。
若い時は、週に2回はやっていたかな。。。