中華街大通りの「楽園」。善隣門近くという絶好の場所にありながら、その地味な佇まいのためか、昼時はいつもお客さんが少なく閑散とした雰囲気である。 しかし、客が少ないからといって侮ってはいけない。ここのランチ(630円)は、杏仁豆腐こそ付かないが、なかなか美味しいのである。しかも、そのメニューを気をつけて見ていると、時々ちょっと変わった料理が組み込まれていたりする。“週末中華”の博士によれば、「巻揚げ」が出たこともあったという。 中華街でランチといったら、多くの店では代わり映えのしないメニューが並ぶのが普通。まだ悉皆調査をしていないので統計的なデータはないが、長年見てきた感覚からいうと、麻婆豆腐、野菜炒め、豚肉とキャベツの炒め、牛肉とピーマンの炒め、ニラレバ炒め、かに玉、エビと玉子炒め、酢豚…といった料理が適当なローテーションで登板している。 さて、今週の「楽園」のランチメニューは、よくある2品のほかにスペアリブの煮込み。冒頭の写真がそれである。 柔らかく煮込まれたスペアリブが結構な分量で投入されている。それに、これまた柔らか~~~~~~くなって味のしみ込んだ大根がたっぷり。 これらがトロリとした独特の色合いをしたタレで絡められていた。よくある豚バラ肉と大根の煮込み、あれとは全然違う色、味。地味で、風采の上がらないオヤジのようなタレであるが、私のように意外といい味を出しているのである。 大根とスペアリブの間からたまに顔を出してくるぶつ切りの長ネギが、これまたいいアクセントになっていて、全体を調和させるのに最高の効果を与えている。 食後、皿に残ったタレをレンゲですくいながら、舐めるようにして完食! ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね 「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒ |
光の加減ではなく、まさにこんな色なんです。
出てきたときは、カレーかと思っちゃいました。
洋食とは異なり、こっちもいいかも。
因みにトーチー蒸しがすきです。
中華風のスペアリブカレーだと思っていました (笑)
トーチ蒸しもいいですねぇ。
ここでカレーをやってくれたらいいのな、と思います。きっと美味しいのでは…
美味しそう
素敵なお店嬉しいですね