我家のプランターに植えてあるイタリアンパセりにキアゲハの幼虫が住みついているのを発見したのは、2か月ほど前、6月下旬のことだった。 その時のことはコチラの記事に書いてあるとおり。それから約2週間できれいに羽化し、子どもを産みに戻ってくることを願いながら大空へ解き放った。 その後、ときどきアゲハチョウが飛来してくるのを目撃したが、それらはキアゲハではなくアカボシゴマダラだったり、シジミチョウだったりして、マルちゃんとジョセちゃんはとうとう里帰りすることなく消えてしまった。アゲハは成虫になってから2週間程度しか生きていないからね。 8月になってそんなことはすっかり忘れていたのだが、先週、イタリアンパセリに多数の幼虫がうごめいているのを発見! マルちゃんとジョセちゃんの孫が産みつけられていったようである。(冒頭の写真) プランターに植えてある苗は2本しかない。それを7匹が貪り食っているから、あっという間に丸裸にされてしまった。 ということで、妻から「仕事帰りに無農薬のイタリアンパセリを購入せよ」との指令が発せられ、さっそくオーガニックの店やデパ地下、花屋さんなどを訪ねたが、無農薬どころかせり科の食材そのものが見当たらない。パセリ、セロリ、せり等なんでもいいのに……。 そしてやっと見つけたのが1本380円もする普通のセロリ! こんな高いのは自分たちが食べる分としては絶対に買わない。 これしかないから仕方ないと思い、1本購入。 そのあと念のためにダイエーを覗いたら、なんと、なんと、パセリ、セロリ、せりなどが安価で売られているではないか! それなら、7匹もいるんだからと思い、これらも追加購入する。 先週後半は台風が来るというので、プランターにいる7匹を全員、虫籠に避難させた。 その間にも食うわ、食うわ、ものすごい食欲♪ どんどん大きくなるぞ。 そのうちの一匹がサナギになる準備を始めた。 一昨日はこんな状態に。 その後、3匹が蛹化している。 来週は7頭のキアゲハが家の中を、所狭しと飛び回っているんだろうね。 楽しみ♪ ところで、恩返しのモノって、なんだろうかね。こんな楽しみだけ? 千円札でも運んできてくれたら面白いのにねぇ。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
羽化まで育てて見届けました。
今年はカラタチを買ってアゲハを待っていたのに
暑くて七階まで上がれなかったのか、まったく
来ません。葉っぱはきれいなまま。
寂しい夏でした。
サナギになれないのが続出しています。
暑過ぎたのかなぁ。
いまのところ1匹だけです。
生存率が低い……
モンシロの時は「いなくなった!」と思ったら、
昆虫ケースの透明部分ではなく、黒い枠の裏側など
に貼りついてました。
動けない状態になるわけですから、少しでも
隠れられる場所を選ぶのですね。
陽の当たらないところに移動しています。
2匹目は黒い蓋の裏に張り付いてサナギになろうとしています。
3匹目は虫かごの透明なケースの壁で。
あとは幼虫のまま黒くなってミイラ化しているみたいです。
パセリ、三つ葉などに農薬が残っていたのでしょうかね。
サナギになった連中から黄金のアゲハが出てきたらいいなぁ……