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9月に入ってからいろいろなことが起こり、ブログの更新がままならなくなっていましたが、最近、ようやく日常の生活に戻りはじめましたので記事のアップを再開しようと思います。 この間、パソコンに向かう時間が大幅に減ったとはいえ、探偵団としては中華街でのランチをほぼ毎日楽しんでまいりました。 そこで再開第1号の記事は、この1か月半の間に食べたものを少しだけご紹介!とさせていただきます。 まずは冒頭の写真。これは萬和楼(中山路)の麻醤麺(マージャンメン)。 ![]() 箸で一気に混ぜ混ぜした状態。 濃厚な胡麻ダレ味が超美味です。 見た目も真っ白で美しいモヤシはシャッキリとしていて、このタレとの相性はピッタリです。 いつだったか、湘南テラスモールに出店している某中華料理店で出てきたモヤシとは大違いだぁ! ![]() 中華街大通りでも、とうとう500円ランチが登場しました。 ![]() ジャガイモと牛肉の細切りピリ辛炒め。 味付け自体は普通に美味しいのですが、問題はタバコの煙! 隣のテーブルに座った3人組がスパスパやっているからたまりません。前回もこんな感じでしたから、かなり喫煙率の高いお店なんでしょうね。テーブルにはあらかじめ灰皿がセットされているし。 ![]() 食後の杏仁豆腐。 大通りでデザートが付いてこの値段なら、上等でしょう。タバコの煙がなけりゃぁね… ![]() 広東道の「隆蓮」。 フジテレビの人気シリーズ「ザ・ノンフィクション 中華街かかあ天下」に登場したようです、私は観ていませんでしたが。 それを記念してのランチメニューが登場しました。 ![]() エビワンタン。 スープが旨い!! もちろんエビワンタンも! お隣にはこの料理で名が知られている某飯店がありますが、「隆蓮」のエビワンタンはあちらに勝るとも劣らないお味でした。 しかもオーナーのお客様に対する接客は、かつて老舗料理店で支配人をなさっていただけあってなかなか洗練されており、気持ちの良いランチタイムを過ごすことができました。 ![]() 市場通りの「養泰」にて土鍋ハンバーグ(500円)。 ご飯、スープ、サラダ、ザーサイ、杏仁豆腐もお盆に載せられて一気に運ばれてきました。 土鍋はアツアツ! その中に巨大な肉団子のようなハンバーグ。 十分すぎるほどのタレを絡めてご飯と一緒に召し上がってみてください。頬っぺたが落ちます。 ![]() 問題はタバコの煙です。 この日は1階フロアに通されたのですが、どうも煙い… そこで禁煙席をお願いすると、誰もいない2階に案内されました。 ![]() 窓側の隅には占いコーナーが! もしそこにお客さんがいたら、横のテーブルは特等席でしょうね。 他人の運勢などを聴きながら食事ができるのですから… ![]() 肉団子なら「北京」がおすすめ。 中山路と香港路を結ぶ路地にあります。 ![]() 大きな獅子頭なのに、中までちゃんと火が通っており、それでいてフワフワ。ときどき食べたくなる一品です。 付け合せの麻婆豆腐はともかく、ツボ漬けと味噌汁が嬉しいですねぇ。 ![]() もう一つのおすすめは油淋鶏。こちらも美味しい! ![]() 西門通りにある「東北人家」のランチメニュー。 ごく一般的な中華料理が並んでいますが、その中に気になるものも見られます。 延辺キムチ炒飯、東北人家の焼きそば、そしてこの日食べた「豚レバと豚バラ肉の東北炒め」。 ![]() 肉好きの人にはたまらない一品。濃いめに味付けされたタレの絡んだレバとバラ肉を、ご飯と一緒に食べると極楽です。 その合間に摘まんだニンニクの芽はシャッキリしていて、濃厚になった口内に清涼な空気を送り込んでくれます。 ![]() 食後の杏仁豆腐。ごく普通のもの。 ![]() この9月にオープンした「珍膳美」で食べた酢豚。 注文する前から気になっていたのは、《脂身ばかりの肉じゃないだろうか》とか、《硬い肉を使っているのでは》といったマイナスイメージばかりだったのですが、食べてみてそれらが杞憂だったと反省。 脂身が少なく、それでいて柔らかい豚肉でした。味付けも私好みのもの。 ただ問題は、やはりタバコの煙。 斜め後ろのテーブルに座っていた2人組サラリーマンが、食前食後の一服、二服、三服…、いやぁ…二人で3本ずつ吸われたらたまりませんわ。 ランチタイムだけでも禁煙にしていただくとありがたいのですが。 ![]() 気になるメニューを発見! 煲仔飯(ボウチャイハン)だ! 一日限定20食。食べてみたい… ![]() この日は久々に和食が食べたくて、中華街大通りの「すしざんまい」へ。 ランチメニューから握りの「竹」を注文。8貫+玉子焼きに小鉢・味噌汁が付いて840円。 ここは24時間営業で、時間制の分煙を行っています。 午前8時から午後11時までは禁煙 ![]() 午後11時から午前8時までが喫煙可なのです。 ![]() 中山路の「獅門酒楼」で食べた「帆立の紅麹漬けとマコモ茸の香り炒め」。 こういうものが平日ランチで出てくるのですから、「獅門酒楼通い」は止められません。 ![]() 選べるデザートから、お決まりの紹興酒ムース。 僅かですが酒精入りのようです。ウマし! ![]() 同じく「獅門酒楼」の麺ランチ。この週は排骨麺と高菜チャーハンでした。 ![]() さらに「獅門酒楼」のランチは続きます。 10月31日の日替わりランチ。豚の角煮と色々根野菜添えです。 トロトロに煮込まれた角煮が絶品! その脇に控えているのはカブ、レンコン、サツマイモ、ニンジン。 これらを甘じょっぱいタレに絡めて食べると、あまりの旨さに悶絶してしまったほど。 ![]() 11月12日の「獅門酒楼」。 イシモチの姿揚げにも心が惹かれたのですが、この日は「牛バラ肉と大根の辛味醤油煮込み」にしてみました。 ![]() ちょっと捻ったメニューがランチに登場してくる「獅門酒楼」ですが、こういった定番的中華ランチも当然美味しい。 牛バラ肉を舌の上にのせて上顎まで持ち上げていくと、簡単に身が崩れるほど柔らか~い! そして舌と上顎の間でホロホロになったお肉やタレからの芳香が、一気に鼻孔を抜けて快楽の境地へといざなってくれます。 ![]() 食後のデザートは、もちろん紹興酒ムース! もっと酒精度を上げてくれたらいいなぁ… ![]() こちらは「獅門酒楼」と並ぶもう一方の雄、昭和2年創業の「一楽」です。 9月28日に食べた「豚バラ肉と秋栗の土鍋煮込み」。これまた悶絶するほどの美味しさ! トロトロに煮込まれたバラ肉は、高齢者にやさしい歯触りで、あっという間に喉を通過して行っちゃいました。 秋を感じさせる栗はホコホコで、濃厚なタレと一緒に頬張ると、まるで中華風モンブランを食べているような錯覚に。 ![]() この日のスープはトマト味。これ、好きだなぁ… いつ行ってもコーンスープしか出てこないという店も多いようですが、こうして日替わりでスープを提供してくれる店は嬉しいですね。 ![]() 食後の杏仁豆腐。 やみつきになります。 ![]() 以下、しばらく「一楽」のランチが続きます。 これは10月11日に食べた「天然エビと秋野菜のセイロ蒸し」。2種類のタレを交互に使い分けていただきます。 こういうのが平日ランチで出てくるのですから、止められませんねぇ。 ![]() サービスでいただいた“まかない”の秋刀魚! これとキュウリの糠漬けでご飯一膳くらいいけちゃいます。 ![]() 10月末に食べた「広島産カキとキノコの豆鼓ソース炒め」。 惜しみなく使われた牡蠣に舞茸、シメジなどが秋を感じさせてくれる一品でした。 それと、ニンジンの切り方を見てくださいな。 カニとか鳥の形にカットされているのです。眺めているだけでも楽しいでしょ。 ![]() サービスでいただいた“まかない”。 この日は片栗粉をまぶして揚げた、名前は分かりませんがシシャモのような味わいの魚。それに定番の糠漬け。 これをランチ化してもらいたいくらいでした。 ![]() 11月9日の日替わりランチは鹹魚蒸肉餅(塩漬け魚のせ蒸しハンバーグ)! 魚はメチャしょっぱいです。だからこれだけを食べるのは禁物。でも、アルコール度数の高い白酒(ぱいちゅー)を呑みながら摘まむのには最適かもね。 このランチでは、魚を少しずつほぐして蒸しハンバーグの上に移し替え、スプーンで削り取るようにしていただきました。 ![]() 五分の一ほど食べ進んだところで、半熟卵に手を伸ばします。 真上から箸で突き刺すと黄身がトロ~リと流れ出し、塩魚混じりのお肉に覆いかぶさって、旨みが一層引き立ってきました。 嗚呼…、思い出しただけでも口中に唾液が溢れてきます。 ![]() 11月第2週の週替わりランチから「カキ入り天津飯」。 フワトロの玉子の間から、美味そうな牡蠣が見え隠れしています。 ![]() その中から1個、引っ張り出してみました。 ふっくらプリプリしたやつで、その丸々とした部分を齧ると、ミネラルたっぷりの磯の香りとともに、ミルキーな汁が口中いっぱいに広がって来て、旨みの極致が脳天に達するほどでありました。 ![]() 今週は久々の「TRES」(上海路)でランチ。 どれも食欲をそそるメニューです。迷いに迷った末、選んだのは「ムツのムニエル バターソース」。 ![]() シンプルなサラダですが、私好みのドレッシングがかかっていて、これだけでライスをいただきたいほど。 以前は小さかったスープの容器も、今ではこんな立派に育ちました。 ![]() メインディッシュの登場です。 ホックリした白身のムツ。ただでさえウマイのに、これを濃厚なバターソースに絡めて食べたら至福の魚ランチとなります。 付け合せの野菜たちも、このソースとの相性は抜群です。 ![]() 食後のケーキと飲み物。 コーヒー、紅茶、他に何かあったかな、それぞれ温かいの冷たいのがあり、選べるようになっています。 レトロな建物の中で美味しいフュージョンランチが頂けるとあって、最近はかなり混みあうようになってきたようです。 この日もほぼ満席。私のあとから来た2人組のお客さんは入れず、他に回っていきました。 その後に入ってきた女性2人は、入り口近くで立ったまま席が空くまで待機。 オープン当初はあまり知られていないこともあって空席だらけだったのですが、最近はいつ見ても大勢のお客さんで溢れています。(ランチタイムしか見ていませんが) 建物も、雰囲気も、丸見え厨房で調理するシェフも、もちろん料理もみんないいのですが、問題はタバコです。 この日も右隣の女性が、料理が出てくるまでの間に2本も吸っており、こちらに煙が流れてきました。 次回は久々にパスタをいただこうと思っているのですが、こうなると空いている時を狙って行くしかないのかもしれませんね。 以上で、休養明けの記事を終わらせていただきます。 明日からはまた少しずつ、中華街情報をお伝えしていくつもりです。 ![]() |
ネタ貯め過ぎですよ。読むのに疲れ 個々の料理にコメントできないじゃぁないですか(笑)。今後も日々、中華街の平和の為に活躍してください(笑)。
よだれをたらしながら参考にさせて頂いておりました。
毎日中華街で食事できる身分が羨ましいやら妬ましいやら(笑)
鹹魚蒸肉餅でそこまでどかんと鹹魚が乗っけられてるのは初めて見ました。
ご飯が進みそうですね。
長い記事すばらしいですね。
力作!
10月後半分は結構かぶってるのですが、私は一楽比率が高いので獅門酒楼はほとんど未食です。
が、ウマそうですねー。
おしかったー。
1食しか食べられませんしね。
再会初回からたくさんのおいしそうなランチ!どれも食べてみたくて、おなかグゥーです~
もう少し楽しめば良かった。
ということで養泰さんに一票。
いろいろ行けていいですね。
こちら広東道ばかり通い詰めています。
美味しそうな料理のラインナップでお腹が空いてしまいました(^^ゞ
スクロールしてもスクロールしても続くランチ、すてきです♪
事情は分かりませんが、あまり頑張らずにソロリと参りましょう。