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“オー ダーバイキングの元祖”と名乗っていた「海王」が閉店し、その跡地に入ってきたのは、事前の噂とは違って「重慶火鍋・露露」だった。 同店はこれまでチャイナスクエアの7階にあった。よしもとおもしろ水族館のある、あの大きなビルだ。建物自体は大きいのだが、いかんせん奥まったところ に建っているため、いまいちテナント各店の存在感が薄い。そこで今回、空き店舗となったこの場所に移転してきたようである。 開店は今度の土曜か日曜日ではないかと思っていたのだが、たまたま通りかかった12月1日(水)、まさにその日にオープンしていた。 店頭でお客さんを案内している方に聞いたら、『火鍋やコース料理がメインですが、お一人様でも食べられる麺・飯類も用意しています』とのこと。 メニューを見せてもらうと、定番の麺類(800円台)がいくつか掲載されていた。せっかく開店日に通りかかったのだからと思い、上海やきそばを食べる気になって入店。 入口を入ると、まず前室のようなスペースがあり、そこで従業員が大きな紙に向かって何やら書いていた。見ればランチメニューであった。 『なんだ! ランチがあるんじゃない!』 ![]() 着席するとチャイナ服を着た女性がメニューブックを持ってオーダーを取りに来た。だが、ランチメニューはない。 『ランチはないの?』と聞くと『あります』との返事。 『メニューは?』 『ちょっと確認してきます』と言って先ほどの紙を見に行った。 やがて戻ってきて『酢豚と麻婆豆腐と~』 しかし紙に書いたものがないため、記憶力の弱ってきている私は覚えきれない。 『で、ランチはいくらなの?』 『全部、580円です』 では、ここは四川料理のお店だからと思い麻婆豆腐を注文。 待っている時間を利用して店内を観察する。 フロアの女性たちは皆さん赤いチャイナ服。そこにシウマイ娘のような襷がけをしている。崎陽軒を意識しているんだろうか。 テーブルにはあらかじめ灰皿が置いてあった。上の写真の右端に少し見えているのがそれ。終日喫煙可のようである。(涙) 入口のドアは全面開放されているので、室内は結構冷える。冬場には前室のドアを閉めるのかな。 ![]() そうこうするうちに麻婆豆腐が来た。なかなか見た目がいい。 気になるそのお味はというと、悪くない。辛さもあるし、どちらかといえば美味しいほうの部類に入るだろう。 チャイナスクエア時代に食べたものと比べると、かなり洗練された感じがした。 これならまた食べてもいいかなと思う麻婆豆腐だった。 ![]() 食後の杏仁豆腐。 フワトロではないが、業務用の寒天タイプと違って、まあまあ美味しいかな。 ということで、オープン初日に偶然通りかかって食べてきたランチだったので、翌日再訪すると、こんなことになっていた。 ![]() メニュー構成は同じだが、580円を680円に書き換えていた! 580円というのは初日だけのサービスだったのか… ![]() 初日には出ていなかったと思うのだが、500円均一のメニューも出た。 ただし、これはご飯なしで料理のみの値段だという。 ![]() さらに翌々日に見に行ったら、なんと善隣門の前で呼び込みをやっていた。 メニューブックを持ってね。 食べ放題店の場合はチラシを配りながら呼び込みをしているが、こんな風にメニューブックを持っている人は初めて見た。 追記2011.05.11 その後、ここは店名を変更して、「王府一」となっている。 ![]() 「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒ ![]() |
聞いたら野菜炒めだと言ってました。
「いため」の「め」を「女」と書いているようですね。
700円を切る価格帯が当たり前というのがすごいところです。
600円を切る価格でランチがいくつも出ています。
さらに500円ランチが増殖中ですよ。
どうなっちゃうのかな。
あのクリーニング屋さんには、
ずいぶんお世話になりました。
お客としてですが・・・
それが閉店するとは!
私としてはコンビニではなく、
立ち飲みの店ができることを望みます。