前回の記事を読んでいない方は こちらからどうぞ。 札幌ではラーメンを2杯食べる予定だったのに、仙台地方で発生した濃霧の影響で寝台列車「北斗星」が遅れ、その結果、ここでの滞在時間が大幅に減らされてしまった。 期待していた「北海道らーめん奥原流 久楽」は、残念ながら諦めざるを得ず、大急ぎでラーメン共和国から札幌駅に向かう。 スーパーカムイに飛び乗ると、車内販売が来た。さっそく千歳鶴を買い込み、移り変わる景色を眺めながらチビリチビリとやる。 旭川到着。 まったく知らなかったのだが、駅をずらすための大工事をしていた。写真右奥の方に新しい高架線路が造られている。ホームも駅舎もすべて、そちらへ移してしまうらしい。土地に余裕があるから、こんな大移動も可能なのだろう。横浜駅なんかでは考えられない分かりやすい工事だ。 ゆっくり休む間もなく、富良野線に乗り換える。この日の会合場所であるホテルは、隣駅「神楽岡」から車で10分ほどのところ。 2両連結の富良野行きに飛び乗る。写真でも分かるとおり、この列車はワンマンカーだ。運転手も大変なんです。 線路は当然、単線。 子どもみたいに一番前に乗って前方の景色を楽しんでいるうちに神楽岡駅到着。 ここからタクシーでホテルへ行く計画だったのだが、なんと! 無人駅で駅前には何もないのを見て愕然! 旭川という北海道第2の都市だぞッ! その表玄関の駅から1駅先が、こんな状態でいいのかッ! と一人叫んでもどうしようもない。 仕方なくトボトボ歩き出したら幸運にもタクシーが通りがかった。 話好きの運転手で、こちらから訊いたわけではないのに、大相撲の巡業の話などいろいろ聞かされた。これから行くホテルは、貴乃花も泊まったところらしい。 上の写真はそのホテルの窓から眺めた庭の風景。赤く紅葉したナナカマドがきれいだ。 夕食。一人分のお膳が3つもある豪勢なもので、写真に納まりきらない。 翌朝の散歩。清々しい空気のなか、白樺の黄色、ナナカマドの赤、熊笹の緑、空の青が本当にきれいだった。 朝食後はお墓参りに。霊園からは大雪山が見えるいいところだ。 この日は初冠雪から数日後ということで、山頂はうっすらと白く見えていた。 その後、昼メシとなり、地元で評判の焼肉屋「でん光亭」へ。おそらく観光客は来ないであろうお店だ。 話には聞いていたが、入るのは今回が初めて。 たしかに旨いわ! これならビールを呑むより、白いご飯を食べたくなる。 次回旭川に行ったら、今度は夜メシを食べてみたいものだ。 (つづく) ←美味しい「でん光亭」にクリックしてね 「ハマる横浜中華街」ランチ情報はコチラ⇒ |
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