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久しぶりに入った「順海閣本館」。大きな店だけあって、入口は香港路と中山路の両方にあります。どちらかと言うと、香港路側の出入り口が裏口という感じでしょうか。
今日は、その裏側から入ってみました。お目当ては630円の「海鮮物入りお粥」。
普通、お粥を扱う店といったら、「野菜粥」とか「ピータン粥」とかが低価格帯で、「海鮮粥」は高額粥として君臨しているものです。
それなのに、ここ順海閣本館は海鮮粥をなんと630円で提供しています。なんという価格設定なのでしょう!
そこで中華街ランチ探偵団としては、これが“値段に見合った粥”であることを確認したくて食べに来たわけです。
こんな大店ですから、裏口から入ってもちゃんと制服のスタッフがテーブルまで案内してくれます。そういえば20年近く前は和服を着たおばさんがいましたっけ。
テーブル間は広く取ってあるので周囲の客が気になりません。料理が出てくるまでの間を利用して、ゆったりとメニューブックを読書して待ちましょう。聞こえてくるのはBGMで流れるピアノ曲。なかなかいい感じです。読むものがメニューブックではなく、ハイネの詩集ならもっといいのですが…。
お粥が到着。見た目は非常に小さいです。これじゃあすぐ腹が減るなあと思いながら具を探索。エビ、イカ、ホタテがそれぞれ2個ずつ、それに揚げたワンタンの皮、生姜のせん切りが入っていました。
米粒はちゃんと潰れています。味的にはもう少しダシを効かせてほしいところですが、まあ、630円の海鮮粥ですから、これでよしとしましょうか。お茶はなくなるとすぐ注ぎ足しに来てくれるし。
ほかに「アワビと鶏肉入りお粥」(840円)もあります。
【参考】
●順海閣本館のランチ
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