中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

上海風冷やしうどん@養泰

2010年09月06日 | 中華街(市場通り)

 中華料理店で「冷やしうどん」とは、これいかに!

 ここは市場通りの「養泰」。
 中華ハンバーグなんてメニューもある店だから、「うどん」だってありなのかもしれない。

 かつては中華街で「うどん」といったら、「栄屋」、「末広」、「和楽園」、「江戸久」、「鼓亭」、「つくば」、「青木亭」など、多くの店があったのだが、いま残っているのは「和楽園 改め 和楽」くらいなものか。

 この街でうどんを食べるとなると、最近はなかなか難しくなってきているのである。

 さて、この上海風冷やしうどん、1050円と少々お高いが、今はオープン記念サービスということで、20%引き!
 外は猛暑だし、割引期間中に試しておきたいという思いもあって、ビールを飲みがてら食べてきた。


 これがその全貌である。

 このときはランチタイムではなかったのだが、サラダが付いていた。おそらくこれがデフォルトの形なのだろう。

 本体は涼しげなお皿に盛られて出てきた。しかも、その下にはカラフルで美しい絵柄の受け皿が敷かれている。見た目の感じもなかなか良い。


 具は叉焼、蒸し鶏、キュウリ、ミニトマト。
 店頭の写真ではエビとパセリが載っているのだが、出てきたものはそれらに替わってミニトマト!
 まあ、よくあることといえば、そうなのだが…

 さて、それらはご覧のように、うどんの上に載せられておらず、別に仕分けられている。
 濃い胡麻ダレも別容器だし、いったいこれは、どうやって食べるんだろう。

 まずは、もり蕎麦のようにしてタレの中に半分浸して食べてみる。もちもちとした食感のうどんは、そこそこ美味しい。
 だが、うどんだけで食べても単純すぎる。やはり具も一緒に頬張るところに、冷やし系麺類の美味しさがあるはず。

 そこで、タレの中に叉焼やキュウリも投入し、うどんと抱き合わせで食べてみた。
 今度はなかなか良くなったが、気になるのはタレの減少スピード。これでは最後までもたないと思い、皿のうどんの上に具材を載せ、そこにタレを回しかけて食べてみたら、これがイチバンだった。
 
 帰りがけに、このうどんは「中国のうどん」かどうか聞いたところ、純粋に「日本のうどん」との返事。
 これならば、平日ランチで「うどんメニュー」も出してくれるとありがたいなぁ。
 秋から冬にかけてはカレーうどんとか。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
詐欺ですね。 (陸羽)
2010-09-06 13:46:26
海老がないのはきちんと店に指摘しないといけません。こういうインチキ商売
を許しては、中華街全体の信用にもかかわってくるだろうし。もし、お客さん
が中国人だったら大もめになるんじゃないかな?言い換えると、日本人客が舐
められてるってことです。
返信する
見てなかった (管理人)
2010-09-06 23:00:13
◆陸羽さん
まったく確認していませんでした。
分かったのは家に帰ってから、
店頭の写真と現物を見比べて発見。
遅かったですね。
やっぱり、ちゃんと見てその場で確認していないとなぁ…
返信する

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