
昼時、いつもはガラガラの「金陵」がずいぶんと混んでいた。といっても先客は4人だが、あの狭さからすれば、4人もいるとなんとなくフロアの半分が埋まっているという感じになる。 4人がけテーブルには女性の2人組。円卓には仲の良さそうなアベックが1組。 ここは6人座れる円卓に着席しようかと思ったが、どうもアベックと一緒というのもなんなので、小さな窓ガラスに向かった一人席にした。 この窓からは中華街裏の住宅地がよく見える。民家やアパートに住んでいる人たちの生活を空想しながら料理が来るのを待つ。なかなか、いい時間、いい空間だ。 そのうちアベックが帰っていった。円卓には誰もいなくなった。 するとおばさんが寄ってきて、『ここじゃ狭いでしょ。こっちの方が広くて食べやすいですよ』と、円卓に移動することを勧めてくださる。 一人席の窓から外を観察していたかったのだが、ここは彼女の勧めに従う。 モツ類丼(800円)が到着。いろいろなモツがのっていてたのしい。ひとつずつ箸でつまんで持ち上げ、しみじみと眺めてみる。 円盤状のものは焼き腸詰。中身は何だろう、レバのようなネチョネチョ感があり、うまい! ヒダヒダのついた虫みたいなのはセンマイ。うまく煮込まれている。これもご飯に合う。 そのそばに寄り添う滑らかな肌触りのものは、タンだろうか。 刻んだ耳も入っているぞ。これを並べなおすと、元の形が現れてくる? モツの世界は詳しくないのでよく分からないが、他にも何種類かトッピングされていた。 それに青菜、煮玉子。モツ類をワッシワッシとかき混ぜて食べる。旨いことは旨いのだが、何か足りない。タレだ。そう、ここのドンブリ物は、もう少しタレを増やしてくれるとありがたいのだが…。 写真には写っていないが、ドンブリにはスープとザーサイが付いてくる。この日のスープの中身はトウガン、ニンジンなど。やさしく穏やかな味だった。 私が食べている最中にも、お客が4人入ってきた。これで出入りを含めて都合9人。大変な混みようだ。 この小さな売店兼工場の2階で食べられることを知ったのは、2007年の6月。それから時々ここでランチを頂いているのだが、他のお客さんと出会ったことはほとんどない。いつも自分一人の貸し切り状態! それなのに、この日は1時間足らずの間に9人もお客さんが来たのだ。 お店のご婦人方もカウンター内で話していた。 『今日はお客さんが多いわねぇ』 『もう、ご飯がなくなってきちゃったわよ』 ここも段々と知られてきたのかもしれない。昼時は満席となる日も近いぞ。 ゆったりとランチをしたい人は急げ! ![]() 「ハマる横浜中華街」ランチ情報はコチラ⇒ ![]() |
しかし、確かにここの丼、もうちょっとゴハンと具を繋げ絡めるナニカが欲しいんですよね。
「タレ追加」のリクエストなんて、無理なんでしょうか?
ほとんどニアミス状態ですね。
と思ってスルーしていたのですが、
かなりいろんな種類が乗っているんですね。
これなら飽きずに食べられそうです。
金陵は行ったうちの半分くらいが貸し切り状態でした。
残りは他のお客さんが2~3人というところです。
入れ替わりで9人は多いですね。
ボー然としていたのを覚えています。
(正直、お父さん自身も驚きました)
チャーシュー丼が来るまで、窓から外を見て
「あそこに行列ができているね。なんだろう?」と
不思議そうにしていました。子供としても、
あの窓からの景色はそそられるものがあるようです。
今では親子二人で、シンガポールの華僑系の
雑居ビルみたいな内装の店が大好きです。
いつか、チャーシュー+皮つき豚丼に
チャーシュー皿盛りなんて注文したいものです。
牛丼の世界では「ツユだく」なんていうのがあるのだから、ここでも次回はそれを頼んでみますか?
「楽園」の巻き揚げ食べてきたのですか。
美味しかったでしょ。
ココに来るお客さんは、1年前と比べると確実に増えています。
昼は満席となる日も近いでしょう。
ここは他所のうちに来た感じがしますよね。
それと、あの一人用の席。
あの窓。
お客さんが少なければ落ち着く店です。
金陵のチャーシュー丼の「ご飯」、
あれは....「オカズ」ですよね。
あのご飯、タレをもっとかけるか、炊き込みご飯みたいな感じならもっと良いのにと思います。
少し単価高くなってもいいから。