多くの中華街ファンがその完成を待っていた「東北人家」。 ゴールデンウィーク前に内装や厨房も仕上がったようで、予定通り5月1日にオープンした。ただ、店頭でチラシを配っている女性に聞くと、これはプレオープンだという。 建築中に張り出された開店案内では5月1日だったのが、しばらくすると11日に変わり、そしてこの日にもらったチラシでは8日のオープンとされていた。 いつが開店日なのかよく分からないが、実質的には5月1日開始ということでいいのかな。 初日からランチも提供していた。 ただし、その他にできるものは冷やしを除く麺類だけだという。 やはり、まだプレオープンなのだ。 何にするかさんざん迷ったあと、私が選んだのは… ニラレバ炒め! 味付けは醤油が効いた辛めのタイプ。 ニラが少ないのがちょっと気になるが、モヤシもまともなものが使われているし、炒め具合もなかなかいい。 主役のレバもなかなか美味しい。 小振りなスープは豆腐がメインで、とろみをつけたもの。 漬物はキャベツのキムチだ。ここは、中国東北地方の料理店ということで、朝鮮系のメニューもあるらしい。 小皿の鶏唐揚げは…ちょっとネ…これは付けないで50円安くしてくれればありがたいかな… そして、食後には杏仁豆腐。 これはランチメニューに載っていなかった。ランチには必ず付いてくるのか、それとも開店記念のサービスなのかは不明。 さて、この日は「東北人家」でランチを食べたあと、夕方まで仕事をしていると、酔っ払いの作治さんから電話がかかってきた。 受話器の向こうから、ビヤホールのような喧噪をバックにして、 「今、オクトーバーフェストに来ているぞ~、仕事なんか早く切り上げてこっちに来ないかぁ~」 ということで6時に仕事を終えて、赤レンガ倉庫へ向かおうとしていたら、再び電話が。 もうオクトーバーフェストは飽きたから、次は中華街で飲み直しをするということになった。 「それなら今日オープンした東北人家で100円ビールだぜ」 まずは3人分のお通し。 揚げピーナッツ、白菜のキムチ、ジャガイモの極細千切り和え。 キムチとジャガイモが旨い! そして100円ビールをじゃんじゃん持ってきてもらう。 豚耳とネギのピリ辛和え。 ビールがすすむ、すすむ。5杯飲んでも500円! 茄子味噌あえ。 日中合作のような一品だ。 予想に反して美味しいではないか。 さらにビールがすすむ、すすむ。7杯飲んでも700円! 昼間から飲んでいた作治さんたちは、さすがに飲み疲れの様子。 ここで一旦お開き、中締めということになり、麺類を注文する。 まずは上海焼きそば。麺は平打ちだ。これも結構いける。 そして、醤油ラーメン! これのどこが醤油なのか意味不明。 スープを飲んでみたが、なんだろう、酔っぱらっていることもあって、よく分からない… 村長室。 店長の事務室ではなく、ここはトイレだ。 そして従業員のスタイルがまた、従来の中華料理店とはちょっと異なっている。 白いワイシャツに黒のエプロン、そこに黒いキャップと、どこかファストフード店のような雰囲気なのだ。 まだ1回目の入店なので見えない部分もあるが、もしかしたら面白い店になるのかもしれない。 さて最後に、卓上に置かれたメニューの一部を紹介しておこう。 カイコの幼虫などは店頭の写真で紹介されていたので省くとして、こんなのも用意されている。 毛血旺! 以前、アリーマさんが記事にしていた料理だ。 そして、犬肉の火鍋! さらに、ブタ殺し鍋! これはしばらく通う必要がありそうだ。 ずいぶんいろんな店や会社から花が届いていた。 店内には「萬来亭」からの蘭も。 飲んだあと、町内をそぞろ歩き、再びここへ舞い戻ってきたら、この祝い花を少しずつ引っこ抜き、花束にして持ち帰っていく通行人を多数発見。 これは、中華街での新規開店の時によく見る光景だ。 だれでも持って行っていいのだろうか。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね |
あとはランチにどれだけ独自色が出るかでしょうか。
今のランチメニューは多分GW用の一般的なものじゃないかな、
と思っています。
皆最近小奇麗にまとまって、こういうゲテ的なものを目にすることがないので面白いですね。
ランチメニューは一般的ですね。
軌道に乗ってからどう変わるか楽しみですよね。
中国や朝鮮半島では食用犬を使った料理が多いようですよ。
これは本当に犬肉かもね。
そう仰るんだからきっと旨いのでしょうね。
でもねぇ…
取引先の韓国の社長が、秋田犬が欲しいというので、秋田県立農短(旧)の教授に頼んでチャンピオン犬の子供を譲り受けたんですが、その時の条件が 「食わないこと」って誓約書に・・・。
犬を食うどころか、
犬にお尻を食われました!
ところ変われば、いろいろですね。
本当の犬肉なんですね。
情報をありがとうございます。
お食事を楽しんできてください。