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中華街の開港道よりももう一本海側の道、ここをシルク通りと呼ぶが、その道路の中ほどに煉瓦の壁が残されている。これは居留地時代の遺構だ。![]() 下部は石造りの腰壁でその上に煉瓦が並んでいる。長手積というよく見かける普通の積み方。 以前は壁のすべてがモルタルで覆われていた。そのためそんな古い構造物ではないと思われていたが、私は「これは相当古いぞ」とにらんでいた。いつだったかモルタルを剝がしたらこんな煉瓦壁が出てきたのだった。 ![]() そしてこれが居留地時代のもと判明し、このような解説板が取り付けられた。 「旧横浜居留地九十一番地壁」 明治3年~5年と明治12年~昭和40年までの通算90年の間、イタリア系蚕種・生糸輸出商社デローロ商会の所在地だった。 またマンション敷地からは、小菅集治監製と思われる煉瓦が多数発見されたそうだ。 ![]() 隣にもマンションが建ったが、その間に建つ壁も煉瓦でできている。イメージを統一したのだろう。 ![]() そのマンションは壁だけでなく、駐車場出入り口のフェンスも煉瓦製にしている。いいね♪ ![]() こちらは煉瓦を模した歩道のタイル。石川町駅と西門をつなぐ道だ。 そこに不自然な白い部分が点々としている。煉瓦風タイルにこびり付いたガムを剥がした痕だ。 ![]() 近くには掃除道具が。誰かがコツコツと作業をくりかえしているらしい。 ![]() さて、今日のテーマはタイルではなく大麻である。 しかし、大麻と言っても、あのヤバイやつではない。大麻草の成熟した茎や種子のみから抽出・製造されたCBD(カンナビジオール)のお店だ。 ![]() お店の名前は「CBD STAND」じゃない、「G8D STAND」。これで(グッドスタンド)と読む。8を横にすると∞となるから、G8DはGOODになる。 ![]() この路地の中ほどに店はある。 ![]() この日飲んだのはソイバナナスムージー ![]() 家で飲むものより、こちらのはネットリ、粘度がある。もちろん美味しい。CBD(カンナビジオール)をトッピングしたらどうなるのか、次回はそれを試してみようかな。 ![]() 狭い店内だが、棚にはいろいろなCBD製品が並んでいる。 ![]() 一方、こちらは南門通りの裏通りにある「エロガッパ」の壁メニュー。 ここのスムージーはネーミングが傑作 ![]() 人生色々スムージー。 酒粕腸元気スムージー。 ナッツ姫スムージー。 プルーン鉄の女スムージー。 中華街に来てスムージーが飲みたくなったら、この両店かな。 ![]() ![]() |