奈良に住まないで沖縄県に住んでいる。
沖縄県の帰省は大変だ。
沖縄県から大阪に来て住んでいるある夫婦の奥さんが言っていた。
「親子で沖縄県に帰るのは大変、私が働いているのは沖縄県に帰る旅費のために働いている」と言った。こんなことを聞くとますます息子に盆正月は奈良に帰っておいでとはいえない。
けれど親としは一抹の寂しさがある。
私が失敗した子育てと言えば息子を沖縄から戻さなかったことだろう。
いつまでも若いと思っていたが50代半ばになると体力の衰えが気になりだした。
父親が言った言葉、私のために言ってくれていたことがやっとわかった。
父親は私が子ども頃から「女は嫌い」と言われて育った。
父親に対する反発がどこかにあった。
結婚するまではどこかにアパート借りて住みたいと心底思ったが父親は絶対に許さなかった。
「女の子は娘時代、家にいて家から嫁さんに行くものや」と言われた。そして「旅行に行ってもあかん」と言われて女友達の旅行もできなかった。
そんな父親が沖縄県の大学に行った息子を「卒業したら奈良に戻すように」と何度も言っていた。当時、私はまだ40代半ば、奈良に戻して弟の商いを一緒にさせる親の欲目に聞こえていた。
しかし年を重ねてくると父親の言葉の意味が分かった。
大学を卒業してそのまま沖縄県に残ったらずっと奈良に帰ってこないことを予測していたのだろう。1人しかいない子ども、奈良に帰ってこなかったら私の老後を考えてそう言ってくれていたことが50代の後半になって自分の体力が落ちていくことに気がついた。父親の言葉がやっと私のために言ってくれているということが分かった。いま頃草葉の陰で「やっぱりお前はアホや」と言っているだろう。
息子は大学をなぜ新幹線で往来できる地域を選ばなかったのかと親として悔やむがそれも仕方がない。これも何かの縁で息子は沖縄県に住んでいるのだろう。
テレビのニュースはお盆帰省ラッシュが始まったと放映している。
お盆が終わると一気に秋に向かっていく。早い。今年もあと少しになった。
今日も暑い。
暑いが机を出してきて畳に座り込んで書類を畳に広げた。
5月30日にネットの3周年の記念講演会を開いた後、会計の書類の整理を何もしていなかった。4月、5月と忙しい日が続き6月は1つの国内旅行に1つは韓国旅行、7月はまた国内旅行と重なった。韓国旅行で留守の間の原稿作成に追われて韓国に飛んだ。
韓国から戻るとまた原稿作成と現場に追われていた。
やっと盆前になった。
編集局は8月15日特集でまだまだ忙しくしているだろう。
今日の夜か明日で終了するのだろうか。
8月15日の盆過ぎて次の新聞作業まで間があるが---。
盆があけると打ち合わせと現場で忙しくなる。
ほんのいっときの空いた時間を利用して会計の整理をした。
領収書と郵便振込、郵便局引き出しの文書をノートに貼り付けていくだけで朝8時から初めて9時半過ぎに終わった。
私にすれば大変な作業なので1時間半かかった。
会計の文書整理を終えたのでほっとした。
これで盆休暇はゆっくりと過ごすことができる。
盆は夫の兄の家に行く。
久しぶりに夫の甥や姪たちの子どもに会うのでまたそれが楽しみ。
皆1年1年大きくなっている。
その分我が身の年齢を実感する。
それにしても暑いな。
夫はどこの温泉がいいかなと毎日、温泉案内のパンフレット見ている。
やっぱり温泉が好きなんや。
私はいつも言う。
「家の風呂でええやんか」
と憎たらしいことを言うので夫はがっくりしている。
化粧してでかけるのが面倒で----。
「夫はそのまま行ったらいい」というが眼鏡で行くと温泉が入れない。
コンタクトレンズをいれないと温泉に行けない。ひっくりかえりそうで怖くていけない。ついそれで面倒になる。
夫は昨日も老眼鏡をかけてじっと温泉案内のパンフレットを見ていた。
行きたいのやなと、思った。
けどやっぱり暑いな。
家にいてるほうがいいわ。
沖縄県の帰省は大変だ。
沖縄県から大阪に来て住んでいるある夫婦の奥さんが言っていた。
「親子で沖縄県に帰るのは大変、私が働いているのは沖縄県に帰る旅費のために働いている」と言った。こんなことを聞くとますます息子に盆正月は奈良に帰っておいでとはいえない。
けれど親としは一抹の寂しさがある。
私が失敗した子育てと言えば息子を沖縄から戻さなかったことだろう。
いつまでも若いと思っていたが50代半ばになると体力の衰えが気になりだした。
父親が言った言葉、私のために言ってくれていたことがやっとわかった。
父親は私が子ども頃から「女は嫌い」と言われて育った。
父親に対する反発がどこかにあった。
結婚するまではどこかにアパート借りて住みたいと心底思ったが父親は絶対に許さなかった。
「女の子は娘時代、家にいて家から嫁さんに行くものや」と言われた。そして「旅行に行ってもあかん」と言われて女友達の旅行もできなかった。
そんな父親が沖縄県の大学に行った息子を「卒業したら奈良に戻すように」と何度も言っていた。当時、私はまだ40代半ば、奈良に戻して弟の商いを一緒にさせる親の欲目に聞こえていた。
しかし年を重ねてくると父親の言葉の意味が分かった。
大学を卒業してそのまま沖縄県に残ったらずっと奈良に帰ってこないことを予測していたのだろう。1人しかいない子ども、奈良に帰ってこなかったら私の老後を考えてそう言ってくれていたことが50代の後半になって自分の体力が落ちていくことに気がついた。父親の言葉がやっと私のために言ってくれているということが分かった。いま頃草葉の陰で「やっぱりお前はアホや」と言っているだろう。
息子は大学をなぜ新幹線で往来できる地域を選ばなかったのかと親として悔やむがそれも仕方がない。これも何かの縁で息子は沖縄県に住んでいるのだろう。
テレビのニュースはお盆帰省ラッシュが始まったと放映している。
お盆が終わると一気に秋に向かっていく。早い。今年もあと少しになった。
今日も暑い。
暑いが机を出してきて畳に座り込んで書類を畳に広げた。
5月30日にネットの3周年の記念講演会を開いた後、会計の書類の整理を何もしていなかった。4月、5月と忙しい日が続き6月は1つの国内旅行に1つは韓国旅行、7月はまた国内旅行と重なった。韓国旅行で留守の間の原稿作成に追われて韓国に飛んだ。
韓国から戻るとまた原稿作成と現場に追われていた。
やっと盆前になった。
編集局は8月15日特集でまだまだ忙しくしているだろう。
今日の夜か明日で終了するのだろうか。
8月15日の盆過ぎて次の新聞作業まで間があるが---。
盆があけると打ち合わせと現場で忙しくなる。
ほんのいっときの空いた時間を利用して会計の整理をした。
領収書と郵便振込、郵便局引き出しの文書をノートに貼り付けていくだけで朝8時から初めて9時半過ぎに終わった。
私にすれば大変な作業なので1時間半かかった。
会計の文書整理を終えたのでほっとした。
これで盆休暇はゆっくりと過ごすことができる。
盆は夫の兄の家に行く。
久しぶりに夫の甥や姪たちの子どもに会うのでまたそれが楽しみ。
皆1年1年大きくなっている。
その分我が身の年齢を実感する。
それにしても暑いな。
夫はどこの温泉がいいかなと毎日、温泉案内のパンフレット見ている。
やっぱり温泉が好きなんや。
私はいつも言う。
「家の風呂でええやんか」
と憎たらしいことを言うので夫はがっくりしている。
化粧してでかけるのが面倒で----。
「夫はそのまま行ったらいい」というが眼鏡で行くと温泉が入れない。
コンタクトレンズをいれないと温泉に行けない。ひっくりかえりそうで怖くていけない。ついそれで面倒になる。
夫は昨日も老眼鏡をかけてじっと温泉案内のパンフレットを見ていた。
行きたいのやなと、思った。
けどやっぱり暑いな。
家にいてるほうがいいわ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます