巨大だるま神輿は(例年の水掛けは無しで)、スズラン前から連雀町交差点まで運行
交差点での勇壮な神輿もみ合いを終えて再びスズラン前に戻り、祭り全ての出し物が無事に終了しました。
と同時に、、、ついにその時が来た。
実施本部のオレンジ色の法被を着て、満面の笑みで私達に笑いかける・・・、
今年の実施本部長が額に入れられた彼の写真を抱えて来ました。
その姿を見た途端、みんな声をあげて一斉に泣いた。
そして、数日間泣き崩れた顔で奥様と娘さんもこの現場に駆けつけて来てくれました。
実施本部長が彼の写真を抱えて、巨大だるま神輿の上に乗り、
もてなし広場(閉会式場所)まで汗と涙でぐちゃぐちゃになりながら全員で彼を担ぎました。
『聞こえますか?』
彼の為に、天高く声を上げて・・・、私達は精一杯彼を担ぎ上げました。
そして閉会式
彼が座っているはずの椅子には写真が飾られ、
共に祭り無事終了の祝杯をあげました。
その後、清掃活動を終えて、高崎青年会議所のみでの閉会フォームを行い、
11時半、全てが終わり、打ち上げ会場へと向かう途中、
急に突然、土砂降りの雨・・・・午前0時ジャスト
まるで、今まで耐えていた涙が一気に溢れ出したかのように・・・・
2日間とも晴天に恵まれ大成功に終わった第39回高崎まつりでしたが、
今年の祭りは一生忘れられないものとなりました。
帰宅時刻は午前3時半
熱い2日間、完全に燃え尽きて、ふと窓の外を見るとうっすらと明るく、また新しい静かな朝が訪れる。
祭りの熱気から覚めても、この風とこの空気は姿形を変え、明日へ、また明日へと繋がって行く・・・
今夜はお通夜だ