Periploさんからお知らせをいただきました。本年のマラヤーラム語映画上映第1号です。年末にインドに行ってらしたPeriploさんのお話だと、「インドで2回見ましたが、自信を持ってお勧めできる1本だと思います」とのこと。主演が昨年のTIFFで上映された『OK Darling』のドゥルカル・サルマーンなので、あの映画で彼のファンになった方は必見です!
『Charlie(チャーリ)』
2015年/マラヤーラム語/130分/英語字幕
監督:マールティン・プラッカート
主演:ドゥルカル・サルマーン、パールヴァティ・メーノーン、アパルナ・ゴーピナート
■日時:2016年1月24日(日)午後3:00~
■会場:埼玉県川口市、SKIPシティ・彩の国Visual Plaza
■料金:大人1,800円
■主催:セルロイド・ジャパン HP
ドゥルカル・サルマーンはご存じのように、マラヤーラム語映画の大御所スターであるマムーティの息子です。『OK Darling』(2015)はマニラトナム監督によるタミル語映画でしたが、今回はホームグラウンドのマラヤーラム語映画で勝負! 一方ヒロインのパールヴァティ・メーノーンは、人気作『Bagalore Days』(2014)でもドゥルカル・サルマーンと共演していましたね。このあたり、詳しくはPeriploさんのブログをぜひお読み下さい。また、カーヴェリ川長治さんのブログも大いにご参考になるかと思います。
私にとって「おお!」なのは、1980年代・90年代のマラヤーラム語映画でお馴染みだったネドゥムディ・ヴェーヌが老人役で出ていること。彼の初出演作であるアラヴィンダン監督の『サーカス』(1978)は、我々が主催した第1回インド映画祭(1983)で上映したのですが、それ以降、芸術系の作品と言えばこの人が出ている、という状態が長く続きました。今IMDbを見てみると、何と出演作品が358本も! 2000年代に入っても、たくさんの作品に出演していたのですね。
不思議な映画らしい『Charlie』、予告編はこちらです。
Charlie Malayalam Movie Official Trailer HD - Dulquer Salmaan - Parvathy - Martin Prakkat - Unni R
なお、うっかりしていたのですが、明日、1月17日(日)、スペースボックスの主催でタミル語映画『Rajinimurugan』の上映もあるようです。興味がおありの方は、主催者サイトをご覧下さい。以前こちらでご紹介したのですが、上映延期になっちゃった作品ですね。雑な紹介の仕方で申し訳ありませんが、取り急ぎお知らせまで。