7月4連休の駅巡り、今年も去年同様JR西日本のローカル線を攻めることにした。
まず、東京駅発6時15分ののぞみで西へ。指定席は半分近く埋まっている感じがした。熱海の土石流による徐行で2分近く遅れたが、三河安城は時刻通りの通過となった。
新山口駅着10時33分、DLやまぐち発車までの17分の間に最近改修された北口を中心にざっと回った。南北自由通路は線路が見えるぶん、西武所沢に近い印象、駅入り口もバスターミナルも整備されたが、周辺とは不釣り合いな感じもした。
新山口からはDLやまぐち、SLではないが、駅降りでの臨時の有効活用だから牽引するものは関係ない。こちらは、半分以上埋まる利用率、ボックスなので見知らぬ人と向かい合わせになった。ボックスに一つコンセントがあり、向かいの人はそれをノーパソにつなげて作業していた。客車は新製と思えないくらいノスタルジーな部分を踏襲しており、洗面所まで手の込んだ造りだった。客室端にはLCDで停車中の駅を表示していたが、もう一工夫必要な感じもした。
DLやまぐちを篠目で降りて、山口線の駅降りに入った。降りた順序は以下の通り、数字は宮野からの駅数。
2篠目ー1仁保ー3長門峡(歩)4渡川ー7地福(歩)6名草ー5三谷ー8鍋倉ー9徳佐
仁保は緩やかにカーブする島式、益田寄りの跨線橋で右側の外に出る構造になっている。駅舎はないが、ホーム中程に新しめの待合室がある。やまぐち号は津和野行が6分停車して、機関部の点検をしたり、ボイラに水を送ったりする。その時には益田寄りには跨線橋まで人が群がる。そのためか、跨線橋近くには自販機がある。なお、新山口行は通過となる。駅から少し離れたところには、国道があり宮野方面へのバスも乗り入れる。
仁保を出ると、トンネルが長いのを含めて何ヵ所か続くので、やまぐち号では窓を開けないように放送が入る。
篠目は上屋なしの島式、山口寄りの左側に駅舎があり、ホームとは構内踏切で結ばれている。また、益田寄りからは荷卸場跡の横取線が分岐している。構内踏切へは、以前はホームに垂直に階段で降りる形だが、今はスロープが整備されている。駅舎と逆側には給水塔がある。かっては仁保から登ってきた蒸気機関車の給水と石炭カスの除去を行っていたからだ。やまぐち号は上下とも停車する。
長門峡は左側に片面ホームの構造、駅舎周辺に上屋がある。駅名票は駅舎に付いていて、立て看板式の駅名票はない。駅舎には長門峡の古い地図があった。国道は駅前の緩やかな下り坂を100メートル下ったところ、そこを左折して5分歩いたところが、長門峡の入り口で道の駅も整備されている。やまぐち号は上下とも停車する。
渡川は狭い右片面、ホーム中程に待合室があり、益田寄りに小さな階段が出口になっている。また待合室横にも畦道に出る小さな出口がある。
三谷は島式、出口は益田寄り右側にあり、少し離れたところに待合室がある。
特急は停車するが、やまぐち号は通過する。
名草は左片面でホーム中程に待合室がある。出口は益田寄りホーム端だが、その手前に駐輪場への出口がある。雑草を通れば、並行する道路に降りることが可能だ。
地福は島式、右側の駅舎とは益田寄りの構内踏切で結ばれている。新山口寄りで横取線が分岐、構内踏切の前で止まっている。他の交換駅のような安全側線はない。駅待合室の灯りはクラシックなもの、その横にはイベントスペースのようなところがあり、ストーブが置いてあった。やまぐち号は津和野行のみ停車、特急は以前は停車していたが、今は停車しなくなった。
鍋倉は右片面の狭いホームで益田寄りに出口のある構造、ホーム中程には小さな待合室がある。やまぐち号は上下とも停車する。周辺にはりんご農園があり、来月15日からの収穫となる。
徳佐に歩いて着いた時は暗かったので、次のブログで触れる。
最新の画像もっと見る
最近の「駅降り行動」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事