山陰地方での駅降り行動3日目、今日は山陰本線に接続する各路線を攻めていくことにした。
大田市は山側駅舎の2面3線で全列車が停車、両ホームは出雲市寄りの跨線橋で結ばれている。石見銀山の玄関口で駅前にはバスも乗り入れる広場が整備、周辺は再開発中で少し離れたところに商業施設がある。
久手(くて)は、海側駅舎の島式だったが海側の線路が撤去され片面ホームになった。駅周辺の民家を抜けると漁港があり、朝釣りを楽しんでいる人も結構いた。
波根(はね)は、海側駅舎の島式、駅舎とホームは浜田寄りの構内踏切で結ばれている。1線スルー構造で交換のない時は海側1番線から発着する。駅周辺には宿が多く、その案内看板もあった。
田儀は、山側駅舎の島式、駅舎とホームは浜田寄りの構内踏切で結ばれている。駅舎は新しく作られた大きなもので、始発から終電まで使うことができる。駅舎の前はバスも乗り入れる広場が整備されている。周辺の民家はなく、駅からは海が一望できる。また、手引きが丘公園が近いので駅舎にはその案内所もある。
これで、山陰本線の駅降りは京都から浜田まで完了、日本海沿いは浜田から羽越本線の南鳥海までつながった。
電鉄出雲市からは一畑電車の新車2種類に乗ることに。まず、一昨年2月デビューの東急から譲渡された1000系に乗って川跡へ。全面は切妻に車体はオレンジに塗られても、東急車独特のシート仕切りは引き継がれていた。
川跡からは去年年末にデビューした7000系で電鉄出雲市へ。単行運転が可能だが、今日は2連つなげて運用されていた。外観はJR四国7000にているが、ライトの形状はJR西日本の225だ。内装はボックスシートの形とか思った以上に凝っていて、シートモケットも落ち着いた作りになっている。
出雲市から山陰本線で宍道へ。木次線の南宍道まで歩いて、加茂中で折り返した。駅の構造は明日のブログで。南宍道かた加茂中への列車、2連の割りには立ち客が大勢出るくらい混んでいるなと思ったら、後ろの1両は回送扱いだった。四国でよくみる運用だけど、混雑時に苦情は来ないのだろうか。
宍道からは生山行に乗って伯備線の駅降りに入る。米子では13時52分から14時32分まで40分も停まるので、その間に駅構内で立ち食いそばとシメサバ寿司を食べた。
お腹がいっぱいになったので、伯備線の駅降りへ。駅降りした順序は以下の通り、数字は伯耆大山からの駅数、駅舎位置は生山に向かってのものである。なお、武庫以外は交換待ちや折り返しの間の駅降りなので、利用したのは新見行1本、生山折り返し2往復だけだ。
2伯耆溝口ー7上菅ー8生山ー3江尾ー4武庫ー5根雨ー6黒坂ー8生山ー1岸本
岸本は島式、1線スルーなので下り特急が下り普通を追い抜くこともある。ホームと右側にある駅舎は新見寄りの構内踏切で結ばれている。駅舎は商工会議所も入居する鉄筋造りの大きなものだが、平日のデータイムしか中に入れず、それ以外の時間帯は建物を遠回りする。以前はきっぷの販売も行っていたが、今年の3月で廃止された。
伯耆溝口も島式、右側にある駅舎とは新見寄りの構内踏切で結ばれている。駅舎は白壁作りで脇には鬼の銅像が立っているもの。中には遊学館というコミュニティ施設が入っている。
江尾は左側に駅舎付きの片面ホームがある2面3線、両ホームは米子寄りの跨線橋で結ばれている。ここも駅舎には商工会議所が入居しているので、ペンション風の大きいものである。そのため、ちろりんハウスという名前も付いている。特急は通過するが、江府町の中心駅なので利用者は多い。
武庫は右側に片面ホームのある構造、待合室付近は平行道路の歩道と共有しているので、自転車でホームを通行するのはやめてくださいという注意書がある。
根雨は、左側が駅舎付きの片面ホームになっている2面3線、両ホームは米子寄の跨線橋で結ばれている。日吉町の中心で特急の半数が停車、駅前には町役場がある。
黒坂は左側駅舎の2面3線だったが、一番左の線路が撤去されて相対式になった。両ホームは米子寄りの跨線橋で結ばれている。駅舎は比較的小さいが中には本の読める文庫があった。周辺は民家が多く、JAもあった。駅裏側は城跡になっている。
上菅は島式、駅舎は右側にあり、ホームと結んでいる米子寄りの跨線橋と一体になっている。
生山は2面3線で左側に片面ホームと駅舎のある構造、両ホームは米子寄りの跨線橋で結ばれている。駅舎には地域間交流施設クローバが入居し、産直品などを販売している。駅部分も待合室が整備されているが、きっぷ売り場部分が狭く、誰かが窓口できっぷを買っている間は通りずらい状況になっている。
駅前広場は広く、駐車場も整備されているが、全体的に緩い坂となっている。それを囲むように商店が何軒かある。
一昨日の河戸帆待川、あき亀山、今日の根雨、生山を降りたことで、ICカード対応駅で駅降りしてないのは、先月開業した東武ワールドスクェアだけになった。
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