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しーさるの鉄日記

京阪2021年9月改正(夕ラッシュ編)

京阪の2021年9月ダイヤ改正、夕方時間帯を、京橋基準を中心に見てみる。

17時台、18時台は各種別の運転間隔を拡大して、毎時3本削減している。京橋発を見ると、17時台は特6快1急2準7区2普6の計24本から、特5快1急2準5区3普5の計21本に、18時台は特6快4急3準7区1普6の計27本からラ1特5快4急1準7区1普5の計24本となっている。

まず、ライナーについては、淀屋橋発19時丁度、22時丁度だけだったのを18時丁度、20時丁度も増発して倍増、22時丁度は21時丁度に繰上げさせる。このことで18時から21時までの1時間毎の運転となる。逆に特急については10分間隔だったのを12~13分間隔に拡大、わかりにくい発車時刻になっている。17時台は特急1本を廃止、18時台は特急をライナー格上げと考えるべきだが、ライナーは特急の数分後を走るダイヤなので有効列車としては微妙なところだ。

京橋発18時台の快急、急行は快01 急10 快21 急30 快41 急50と20分サイクル2本だったのを、14快 23急 36快 48快 56快に変更する。急行淀行がなくなったため、淀だけでなく、石清水八幡宮も枚方市で乗換に、快急通過駅の枚方公園も不便になる。18時01分の快急がなくなったため、17時50分の急行を17時56分に繰り下げ、その前の快急も数分繰り下げる。

17時台の準急、区急は準7区2だったのを、準5区3に変更する。17時24分から18時00分までは準急12分ヘッド、24分発以外は3分後を区間急行を追うというのは改正前よりはわかりやすい。門真市方面は区急乗り通しか、急行か快急で守口市普通乗換ということになる。普通も8~12分間隔から12分前後の間隔となる。

19時台は普通が1本削減される他、特急1本が快急樟葉行に格下げ短縮となる。20時台は特6快3準6普6の計21本からラ1特5快2準7普5の計20本に、快急1本が廃止に、特急1本がライナーに、準急1本が普通に格上げとなったが、改正前よりはわかりにくい時刻になっている。ライナーは出町柳まで、特急の数分前を走行する。準急は増えたためか、19時58分発、20時03分発や、20時47分発、51分発という間隔が短いケースが発生している。この場合、守口市において、先行する準急から普通に乗り換えても、後続の準急を待ってからの発車となる。また、快急が香里園で準急を追い抜くのは変わらず、その場合準急のニーズがあるのは萱島と寝屋川市だけになる。

土休日夕方は、優等はデータイムと変わらないが、17時台から19時台後半までは、中之島からの普通が改正前と同じ毎時6本になり、京橋で準急と特急の半分、守口市で準急、快急に接続する。

中之島発は17時台、18時台ともに9本あったのを7本に削減する。準急、区急だけみると、17時台準2区2だったのが区3、18時台準5だったのが準3となり、削減対象のほとんどが準急になっている。19時台、20時台は準急、普通が交互に走っていたが、どちらかを間引いたため、準急同士、普通同士が連続しているところが発生している。20時台は45分の普通と55分の準急を統合して、50分の区急なる。

交野線は、17時台、18時台ともに6本キープするが、10分間隔だった運転間隔は8~13分間隔とバラバラになる。16時36分からの1時間は12分ヘッドだが、17時36分の後は10分間隔、13分間隔となる。13分開いた後の17時59分発は特急出町柳行だけでなく急行樟葉行からも接続する。

宇治線については、21時台まで毎時6本あったのを、15時台以降21時台まで毎時5本に削減する。本線からの接続に依存するため、12分毎になるのは15時54分から17時42分まで、それ以外の時間帯は10~14分間隔とばらける。

石山坂本線では、石山寺発18時54分の近江神宮前行の運転を取りやめる。19時台は27分の比叡山坂本行と37分の近江神宮前行の順序を入れ替え、22分の近江神宮前行と31分の比叡山坂本行に変更、51分の比叡山坂本行は49分に繰り上げ、近江神宮前行に短縮変更する。


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