cobady的創作生活

オリジナルで製作したテディベア(ぬいぐるみ)と
教室で誕生した生徒さんの作品をご紹介しています。

道央の旅 2日目 その2

2008-08-24 17:40:57 | 旅行
2008年8月20日(水)

旭山動物園を後にして、向かった先は旭岳。

大雪山系の山の一つで、山頂は標高2291m。



標高1100mの「山麓駅」までロープウェイで一気に登ります。



ふもとは木がたくさん茂った森なのですが、高度が上がるにつれて木は低くなり、次第に見られなくなっていきます。



「大雪山」って山の名前だと思っていたのだけど、1つの山の名前ではなく、旭岳をはじめとするいくつかの山の集まりを大雪山と呼ぶそうです。

この大雪山、アイヌ語では「カムイミンタラ」と呼ばれてきました。

意味は「神々の遊ぶ庭」。

ロープウェイの山上、「姿見駅」を降りると、そこはまっさらな空気のたちこめる天上の別世界。

ここから旭岳の山頂へも向かえるのですが、高い山なので登山装備が必要。

今回は一周50分ほどの散策コースを歩きました。



たくさんの高山植物が、ところどころにお花畑を作っています。



こちらはチングルマの綿毛。

もう少し早い時期に行けば白いかわいい花を咲かせていたのでしょうね。



こちらが姿見の池。火山の噴気孔が2箇所あります。



ああ、なんだろう。本当に神々の遊ぶ声が聞こえてきそう。

運が良ければエゾシマリスやエゾナキウサギに出会うことも出来るみたいです。



水面はあくまでもダーンと静まり返って空を映す「鏡池」



深い青緑色の「すり鉢池」



お花畑が沼へと誘う「満月沼」

一歩歩くたびに様々な表情を見せてくれる山です。

本当にどこもかしこも美しすぎて、ひたすら感動しました。

ガスがかかっていて遠くの山は見えなかったけれど、それもまた幻想的で素敵でした。

今思い出してもなんだか胸がつまります。

ぜひまた行きたい場所のひとつになりました。
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道央の旅 2日目 その1

2008-08-23 09:38:18 | 旅行
2008年8月20日(水)

朝食後、すぐに旭川へ向けて出発。

北海道、でかいです。登別から旭川まで300キロぐらいあります。

ビビリの私は運転しないので、全行程ダーリンの運転。

高速を飛ばしてくれました(これがまた高いんだ~!!)

目的地はず~っと行きたかった旭山動物園。

噂には聞いていたけれど、人、人、人。

動物園でこんなに並んだのは、上野動物園に「かんかん」と「らんらん」が来た時以来です。

人ごみ苦手なのでめげそうになったけれど、動物達が生き生きしているのに感心。



まずはペンギントンネル。

繁殖期であまりペンギンが水に入っていなかったけれど、頭上をスピーディーにペンギンが泳ぐ様子はちょっと幻想的。



お次はアザラシ。も~う、めっちゃかわいい!!

超至近距離を泳いでくれます。が、人気があるので人だかりがすごすぎ。

20分ぐらい並びました。

でもね、テレビなんかで紹介されているようなスポットは並ばないと見れないけれど、他の角度、位置からなら並ばなくても見れるんです。

人気の動物は特に色んな場所から見れるようになっているので、並ぶのが嫌いな方は裏から回るといいかもしれません。



こちらは白くま。

水の中へ豪快ダイブ!は見られなかったけど、よく動いていて迫力ありました。



百獣の王ライオン、だけど、こんなポーズをされるとなでなでしたくなります。



今回一番きゅんときたのが、レッサーパンダの空中散歩。

人が歩く道の上につり橋がかかっていて、本当に頭上を歩いていくんです。



てくてくてくてく



とうちゃ~く。到着した先にはもう一頭がお昼寝中でした。



葉っぱをむしゃむしゃ。

他にも、チンパンジー、オランウータン、狼などなど、見所は満載。

全国から人が集まってくるのも納得!の動物園でした。

さて、この日はこれだけでは終わりません。

今回の旅のメインイベントが待っているのですが、それはまた次回。
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道央の旅 1日目

2008-08-22 22:31:56 | 旅行
2008年8月19日(火)

久しぶりの旅行です。

旅行大好きなのに、考えたら引越し前後のドタバタでずっと旅行してませんでした。

高鳴る胸を押さえつつ、大阪空港から一路、千歳空港へ。

夫は2度目、私は4度目の北海道です。

千歳空港でレンタカーを借りて、まず向かったのは登別。

ばばんばばんばんばん、あーびばびば♪・・・こ~こ~は温泉、登別の湯♪

ご機嫌で歌いながら走ること下道で1時間半。

温泉街に入ったとたん、硫黄の匂いが車の中まで充満してきます。

この日の宿、登別万世閣でチェックインを済ませて、温泉街を散歩。

まずは「地獄谷」



登別温泉の泉源地で、火口からぼこぼこと煙が噴き出しています。



「登別」の語源は、「ヌプルペッ」。アイヌ語で白く濁った川という意味だそうです。



地獄谷から15~20分ほど遊歩道を登っていくと、「大湯沼」

こんなに大きい沼が深部130度という温度でぐつぐつしているんです。

間違ってはまってしまった虫なんかは煮えてしまうんだろうな・・・こわ~。

この日はあいにく雨が降っていたので、これ以上の散歩は断念。

宿に戻ってお待ちかねの温泉入浴。

登別の湯は白く濁っていてけっこうきつい硫黄の匂いがします。

味はちょっと鉄臭い感じ。

すご~く温まりました。

寒かったので露天風呂がめちゃめちゃ気持ちよかった~。

この登別万世閣という宿、建物や部屋は古いのですが、料理はめっぽう美味い。

バイキングでこんなにおいしかったのは初めてかもしれません。

あまり高級な食材は使っていないのだけど、北海道でとれる食材を上手に料理してあって、味付けも絶妙。

何よりもうれしいのは、温かい料理はすべて温かく、お刺身はあくまでも冷たいということ。

「おいしい」ってなんて幸せなんでしょう!

満腹のお腹をかかえて一日目は終了。
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明日から

2008-08-18 10:25:12 | 旅行
明日から北海道へ行ってまいります!!

実は夫の会社、今期から社長が変わりまして、新しい社長の方針が、

「仕事は短時間で集中してしっかりやる、休む時は休む」

というものらしく、今まで休日出勤でたまった代休を全部取れ!

という素晴らしいお達しがあったのです。

さすがに連続して20日とか休んでしまうと差し支えがあるので、

8~10月の間に飛び飛びでかなりたくさん休むことになりました。

3年ほど前、1ヶ月に4日ぐらいしか家に帰って来られなかったことを思うと

本当に夢のようです。

それもシャワー浴びてご飯食べてまた会社とか・・・。

当時は会社に泊まりこみor会社の近くのホテルに宿泊、

一日中超多忙で食事もろくにとれず、徹夜もしょっちゅう。

めきめき痩せてボロボロになって帰って来たものでした。

あれがずっと続いていたら間違いなく過労死していたでしょう。

で、その頃の代休がいっぱいたまっていたわけなんです。



ちょうど今、マンション買ってお金のない時なのであまり豪遊は出来ませんが、

8/19から8/22の4日間、北海道を満喫して来たいと思います。

また帰って来たらブログに写真を載せて感想を書きますね。

う~・・・わくわくわくわく。

今日の夜、眠れるかどうかが一番心配(笑)。

メールやコメントのお返事、8/22以降になりますのでよろしくお願い致しま~す。
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正月小旅行 吉野

2008-01-03 23:50:55 | 旅行

毎年恒例の正月旅行、今回はごくごく近場、奈良の吉野へ行ってまいりました。

「朝ぼらけ有明の月とみるまでに吉野の里にふれる白雪」

百人一首にも登場する吉野は桜と紅葉の名所。

特に桜の時期は素晴らしいそうなのですが、山深い所なので時期が遅いらしく、何度かトライしたものの満開の桜はまだ見たことがありません。

いつかきっと・・・と思っていたけれど、まさか正月に行くことになるとは・・・。

こんな時期に行ってもなんにもないじゃ~ん、と思っていたら、これがなかなかどうして、冬も素敵な所でした。

え~、まずは吉野名産の葛で作られた葛餅。

旅館に到着した時に囲炉裏の前で出してくれたものです。

もちもちした葛の食感ときな粉がよく合っていてGOOD!

お茶は桜茶で、ほんのり桜の香りがしました。

チェックインだけ済ませた後、修験道の総本山である金峯山寺、蔵王堂へ。

神社仏閣に何の興味もなかった私でさえ「あっ」と声をあげてしまうほどの素晴らしいお寺です。

中にはものすごく太い自然木の柱が立ち並び、古い木が持つ温かさと厳しさが身にせまって来るような感じ。

お堂から見た塔がとっても吉野らしい風景。

落ち着いていて無駄のない雰囲気の町です。

夕闇が迫っていて写真が暗いのが残念・・・。

仁王門。迫力あります。吉野へ来る魔物はみんなやっつけてやるぞ~。

 

お正月で店が閉まっているかと思いきや、意外にほとんどのお店が開いていて、みたらし団子や柿の葉寿司をゲット。

旅館では「もう無理、これ以上食べたら死ぬ」というくらいたらふく食べ、ゆっくりと露天風呂につかって夢心地。

露天風呂は熱めのお湯と外の寒さのギャップがものすごく気持ち良かったです。

はあ、最高~♪

で、2日目。

「奥千本」の金峰神社まで足を伸ばしてみると、そこは氷の世界。

きつい坂と急カーブの道が完全にかちこちに凍っていました。

スタッドレスタイヤを履いてはいるものの、怖かった~。

そして、今回一番気に入ったのが「水分神社」(みくまりじんじゃ)。

桃山時代の建築だそうですが、とにかく美しい。

こじんまりした建物なのにとても心に響いてきました。

寒くなければいつまでも見ていたい感じ。

水分神社の中から門を見たところ。

ちょうど日が差してきて、お正月らしい清清しい雰囲気でした。

外から見た鳥居と門。

 

家から2時間ほどの近場でこんなに素敵なところがあるとは思ってもみませんでした。

また桜の時期に再トライしようっと。

 

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屋久島 その3

2007-10-16 10:34:21 | 旅行

10月14日(日)曇り

最終日、午後一番の飛行機で帰らなければいけなかったので、急ぎ足での観光でした。

「屋久島フルーツガーデン」で熱帯の果樹を見たり試食したりした後、トローキの滝へ。

落差は少ないものの、海が滝壺という珍しい滝。

朝一番で行ったので、林の中の遊歩道はカニだらけでした。

人の気配でササーっと散っていくカニは色鮮やかでかわいかったです。

 

お次は千尋の滝。

展望台からの遠い眺めですが、なかなか豪快。

と、この辺でタイムオーバー。

おいしいイタリアンのランチを食べてから帰路につきました。

これが屋久島、鹿児島間のプロペラ機。

てくてく歩いて搭乗します。

中は意外ときれいです。

ちょうど翼の横の席だったので、こんな光景が見られました。

鹿児島空港の近くで、車輪を出したところ。

 

屋久島の自然は想像以上に神秘的で、心に響きました。

いつかまた行ってみたい。

次に行く時は、縄文杉(10時間コース)にトライするぞ~!!

 

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屋久島 その2

2007-10-15 09:21:57 | 旅行

10月13日(土)晴のち曇のち雨

屋久島というところは「ひと月に35日雨が降る」と言われるぐらいによく雨が降るらしいです。

幸いこの日の雨は午後遅くから降り始めたので、何とか晴れた森をトレッキングすることが出来ました。

健脚の父と兄は4時起きで縄文杉へ。

運動不足組の母・妹・夫・私の4人は7時起きで白谷雲水峡へ向かいました。

往復5時間の白谷コースは、雨さえ降らなければ足場も良く、森の美しさを存分に味わえます。

岩にも木にもびっしりと苔が生い茂るこの森は、一面緑の森。

沢沿いに登って行くので、終始聞こえる水音が心地よい。

生えている木もほとんどが常緑樹なので、冬、雪が積もると白と緑の世界になるそうです。

小さな白いつぶつぶが苔の胞子。

見たことのない種類の苔がたくさん生えていました。

朽ち果てたり芽生えたり。「森は生きている」の縮図を見ることが出来ます。

 ←大きく立派な杉の木も見どころ。

樹齢1000年を超える古木を「屋久杉」と呼ぶそうです。

ヤクシカ発見。親子連れのヤクシカに何度か遭遇しました。

小ぶりでかわいらしい顔をしています。

そしてこれが、「もののけ姫の森」と呼ばれているスポット。

ちょうど木漏れ日が差してきて、本当に神秘的な光景でした。

「太鼓岩」という崖から突き出している大きな岩がゴール。

残念ながらこの辺りで天気が怪しくなり始め、ほとんど視界が霧に覆われてしまいました。

時々風で霧が流れて山々が姿を現します。

標高1080メートルの断崖絶壁は足がすくみました。

ガイドブックには「険しい登山道」、「途中でザックを置いて行った方が」などと書いてあったので行く前はかなりびびっていたのですが、たいしたことはありません。

登山したことのない人でも楽に登れます。

ま、運動不足の代償として筋肉痛は襲ってくるわけですが。

下る途中で雨が降り始め、レンタルの雨具を着ての下山。

「晴れていても絶対に雨具は必要」っていうのは本当です。

ゆっくりとお風呂につかって2日目終了。

 

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屋久島

2007-10-14 19:56:14 | 旅行

10月12日から2泊3日で屋久島へ行って来ました。

私の実家の人々と我ら夫婦の6人旅。

帰って来たばかりの今、ちょっと放心状態です。

そして普段の運動不足の結果、ひどい筋肉痛・・・

でも屋久島は本当に素晴らしかった!!

 

10月12日(金) 晴れ

早朝バイクで伊丹空港へ。

伊丹空港はモノレールの高架下が駐輪場になっているので、近隣に住む人は自転車やバイクでアクセス出来ます。

駐輪代は無料。便利です。

飛行機で鹿児島へ。そこから飛行機を乗り継いで屋久島へ。

という予定だったのですが、鹿児島空港で屋久島行きのボードを見ると、「未定」の文字が・・・何やら不穏な空気。

そして数分後、欠航のアナウンスが流れて一同ポカーンと口を開けるはめに。

整備不良のため、だそうです。

悪天候で欠航ってのはよく聞くけれど、まさか整備不良で欠航とは・・・。

仕方がないのでバスで港に向かい、高速船で島に渡りました。

←高速船「ロケット」

旅にハプニングは付き物。

大幅に時間をロスしてしまったので観光の予定はすっかり狂ってしまいましたが、海の景色を存分に楽しみました。

さて、到着後レンタカーを借りて「大川の滝」へ。

←ザ・マイナスイオン

遊歩道を少し歩くとドド~ンと姿を現すこの滝、岩場を歩いてギリギリまで近寄れます。

落差88メートル!!と言われてもピンとこないかもしれませんが、水量もハンパじゃないし、とにかく迫力があります。

風で流れて顔に当たる水しぶきが気持ちいい~。

 

次に向かった先は、ガジュマルの巨木が群生する「中間ガジュマル」。

根も枝も複雑に絡み合うガジュマルという木は、別名「絞め殺しの木」と言われているそうです。

絡み合ったまま溶けて同化したようなその容姿は独特でちょっと不気味。

車を停めていた海沿いの道まで戻るとちょうど日の入り。

夕日って見ていると本当にあっという間に沈んでしまいます。

数秒前まではまん丸の太陽だったのに・・・。

何も遮るもののない海に沈む夕日はとてもきれいで感動的でした。

ここで一日目、終了。

 

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2007夏合宿in能勢

2007-09-18 11:55:24 | 旅行

9月16日から17日にかけて、今年も1泊で合宿して来ました~。

だいたい毎年GWか夏に開催しているこの「合宿」、

合宿とは名ばかりで単に遊びに行っていた大学の部活動の名残で、

今でも「合宿」として旅行を楽しんでます。

今回は仕事や急用やで参加メンバーが減り、大人7人+子供1人。

子供のいる泊まりは今回が初めてだったので、場所は大阪から程近い能勢にしました。

雨が降ったり止んだりで自然を楽しむにはうっとおしい天気だったため、ひたすら食べ、ひたすらしゃべる。

今回私が担当したのはダッチオーブンで作るローストビーフ。

作り方は簡単。

1 お肉に塩コショウしてぷすぷす穴をあけ、ニンニクを押し込みしばし放置。

2 D.Oを熱して油をひき、お肉の表面に焼き色をつけ、旨みをとじこめます。

3 セロリ・玉ねぎ・じゃがいも・人参(丸ごとor半切りでよし)を大量に投入。

4 コーラをどぼどぼっと入れて蓋をし、蓋の上にも炭をのせる。

5 待つこと40分で出来上がり~。

しか~し、ちょっとお肉が焼けすぎて硬くなってしまいました。

多分、上の写真では炭が多すぎです。

ちょっと火加減が難しいんですよねぇ。

でも野菜はほこほこに焼けて、とってもおいしかったです。

ちょっと焼けすぎのローストビーフちゃん(1.6キロ)。

夜はバーベキューでお腹がいっぱいだったので、次の日の朝にローストビーフサンドにして頂きました。

サンドイッチにするとなかなかおいしくて、完食。

帰りに、日本で4番目に大きいという「野間の大ケヤキ」なるものを見て帰りました。

来年はどこ行って何作ろうかなあ。

・・・この行事を一番楽しみにしているのは多分私です。

 

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スイスの旅 その8 ~動物園~

2007-06-22 00:06:36 | 旅行

2007年 6月12日(火)

とうとう旅の最終日。

もう日本に帰るのだと思うと、朝から少し寂しかった。

残り少ないスイスの旅を最後までめいっぱい楽しむべく、この日はトラムに乗って動物園へ。

スイスの動物園は広い。

動物の数は日本の動物園とそんなに変わらないのだが、一頭一頭のためのスペースがとても広いのだ。

動物達は日本のようにせまい檻の中をノイローゼ気味に行ったり来たりしてはいない。

とてものびのびと、自然に近い状態で暮らしているように見えた。

瓜坊!?と思いきや、バクの赤ちゃん。かわい~。

孔雀が普通に通路を闊歩していた。

大サービス!!彼も人の喜ぶツボを心得ている(?)

スイスにもサル山があって、その光景は日本のものとそっくり。

ただ、サルの種類が違うだけ。

時々一斉に奇声をあげる。

ちなみにスズメやツバメ、鳩といったその辺にいる小鳥達も日本のものとは少しだけ色や形が違っているから不思議。

クマのスペースが最も大きかった。まるで森の中。

その森を覗く人間のためのスペースが何箇所かあって、人間は歩き回ってクマを探さなくてはいけない。

ラッキーなことに親子のクマを発見。

子熊がちょこちょこ走り回るのでうまく写真が撮れなかったのだが、

親熊が支えている木の枝に子熊がぶら下がって遊んでいる。

ものすごくかわいくて、しばらく釘付けになった。

もともとスイスの首都「ベルン」の名前の由来は「熊」なのだそう。

大切にされているわけである。

ぐうたらなお父さんゴリラ。

休みの日に家でごろごろしてる人間のお父さんそっくり!!

子ども達はガラスをたたいたり舐めたり、しきりにサービス(?)してくれた。

ひと通り駆け足で動物園を見てまわり、お腹もすいてきたところで、

チューリッヒの街に戻ることに。

最後の昼食はケバブサンド。

チューリッヒにはトルコから移住して来た人たちがたくさん住んでおり、

ケバブのお店がたくさんあった。

チューリッヒの街とももうすぐお別れ。

最初の日に行きそびれた教会の中に入ってみた。

シャガールが手がけたステンドグラス。

とてもシャガールらしいデザインで美しい。

チーズやヨーグルト、パンといった生もののお土産を買って、

従姉妹宅へ戻った。

荷物をまとめて、いよいよ別れの時・・・。

来た時と同じように従姉妹の義父さんが車で空港まで送ってくれた。

「うるるん」の気持ちがよくわかる。

口を開くと泣きそうになる。

お世話になった従姉妹とダンナさん、ご両親に対する感謝の気持ちが押し寄せてくる。

ホンマに、ホンマに、ありがとう!!

胸いっぱいでスイスを後にした。

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