cobady的創作生活

オリジナルで製作したテディベア(ぬいぐるみ)と
教室で誕生した生徒さんの作品をご紹介しています。

スイスの旅 その7 ~ローザンヌ~

2007-06-21 09:13:48 | 旅行

2007年 6月11日(月)

スイスの西の端にレマン湖という大きな湖がある。

そのレマン湖の北のほとりに位置するのがローザンヌ。

対岸はもうフランス!!である。

この日はフランス語圏の美しい街、ローザンヌを訪れた。

チューリッヒから電車に揺られること3時間ほど。

スイスの電車は2階建でとてもきれい。

車両によって1等席と2等席に分かれているのだが、その違いはほとんどない。

従姉妹によると、ヘッドレストにカバーがかけてあるかないかの違いだとのこと。

その割に料金はかなり違うので、2等席の方がだんぜんお得である。

長距離電車には必ずトイレ(たれ流し)が付いているし、コーヒーやサンドイッチの販売もあって何だか楽しい。

新幹線ほど速くはないけれど、とても快適だ。

ただし、この日の電車の中は通常とはかなり違っていた。

遠足だか修学旅行だかの中高生がわんさかわんさか。

後ろの席に座った少年のやかましいことと言ったら・・・・・

大きな音でがんがんハードロックを聞き、音楽に合わせてぶんぶん首を振る。

もう勘弁してくれ~っ!!と叫びそうになった頃、ようやくよそのおじさんが注意してくれた。

スイスでは女の子よりも男の子の方がよくしゃべりやかましい傾向がある。

さて、お昼頃ローザンヌに到着してお昼ご飯においしいキッシュを食べた後、地図を片手に街を散策。

遠足の子ども達がいっぱい。

ローザンヌは坂の多い街である。

石畳のせまい路地が迷路のように入り組んでいて、ちょっと楽しい。

ドイツ語圏とはひと味違ったこじゃれた雰囲気が漂う。

そして、目的地の大聖堂に到着。

スイスで最も美しい教会と言われる大聖堂。

天井が高く、とても広い。

ステンドグラスの美しさはピカイチ。

ため息もののパイプオルガン。音色もすごいんだろうなあ。

珍しくここは写真撮影が許可された教会だった。

大聖堂からの景色。遠くにレマン湖が広がる。

大聖堂を後にして、メトロバスに乗ってもう1つの目的地、ウシー城に向かった。

レマン湖のまさにまん前にあるお城で、現在はホテルとして活躍している。

はずだった。

が・・・なんと、改装工事中!!

はりめぐらされた工事のネットの隙間からわずかに見えるお城で我慢するしかなかった。残念。

気を取り直して夕食はチューリッヒの近くのイタリアンレストランへ。

めちゃめちゃビッグなピザ。

右上の携帯の大きさと比べてみてもその大きさは一目瞭然。

とても食べきれないかと思っていたが、あまりのおいしさにほとんど全部食べてしまった。

ここのレストランはかなりいけていて、ゴルゴンゾーラソースのニョッキもとってもおいしかった。

スイスでは注文の時、「誰のためのこのメニュー」ということをはっきりと告げ、自分の頼んだ皿は自分だけで食べるのだが、私たちは毎食まわし食いしていた。

だって色々食べたいんだもん。

おいしい夕食に大満足で7日目終了。

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スイスの旅 その6 ~ラクレット~

2007-06-20 08:11:43 | 旅行

2007年 6月10日(日)

スイスの日曜日は、ほとんどのお店が店を閉める。

日曜日は家でゆっくり新聞を読んだり日曜大工をしたり、

ガーデニングをしたりして過ごすための日なのだ。

だから、ヨーロッパを旅行していてたまたま日曜日にスイスに立ち寄ったりなんかした日にゃぁ、やることもなく呆然と一日を過ごさなくてはいけない。

スイス旅行をお考えの方々、曜日にはご注意を・・・。

さて、私たちはというと、従姉妹のダンナさん(ブルちゃん)の車でまずは小高い丘の上の城跡へ連れて行ってもらった。

奥に見えるのが中世の(だったと思う)お城の塔。

汗をかきかき、せまい階段でこの塔に登ってみた。

この日は天気も良く、きれいに街が見渡せた。

空が広い!!

しばらくぼ~っと景色を眺めた後、今度はコープ(スイスにもコープがある)の駐車場で開催されているフリーマーケットへ。

ふっふっふっ。

ブルちゃんは「こんなのゴミばっかりだ!!」「俺はゴメンだ」と1人で実家に帰ってしまったが(ブルちゃん、ごめんっっっ)、

私にとっては宝の山!!とまでは言わずともかわいいものがいっぱい。

アンティークのテディベアやおもちゃ、装飾品、食器や鍋から履き古した靴まで、色んな商品がひしめき合っていて、見ているだけでも楽しい。

従姉妹は小さな古~いミシン(上糸しかないが一応縫える)をゲット。

私も大きなカバンやらブリキやガラスの小物入れ(?)なんかを購入。

炎天下の中、楽しい買い物をした。

その後、ブルちゃんに迎えに来てもらって水力発電所を見に行った。

ライン川の水を使った大きな水力発電所。

なんと、川を渡ったところはもうドイツだという。

で、橋を渡ってみた。

ん?パスポートいらないの?

いらないらしい。

国境には人っ子1人おらず、行き来は自由。「緑の国境」なんだそうな。

知らなかった~。

さてさて、この日の夕方はブルちゃんのご両親から夕食に招待されていた。

スイス名物、ラクレットをご馳走になるのだ。

本来は冬場の料理らしいのだが、リクエストに答えて頂いた。

家にお邪魔すると、とっても陽気でビッグなお父さんとたまらなくかわいらしいお母さんが準備万端で待っていてくれた。

豪華すぎ!!ちょっと見にくいが、真ん中にある2段になったホットプレートのようなもの、お分かりになるだろうか。

上の段で蒸しあがったジャガイモを耐熱容器に入れて温めておく。

下の段で四角くカットされたチーズを、一人用フライパンみたいなもの(お皿の上に載っている取っ手の付いた黒い物体)に載せて溶かす。

各自ジャガイモをお皿に取って、溶けたチーズをかけて頂く。

これがスイスの家庭での一般的なラクレットの楽しみ方。

チーズ自体もペッパー入りだとかニンニク入りだとか色々種類があり、

さらにチーズの上にパプリカやベーコンなんかを載せて温めたりする。

頂いてみると、全然くせがなく、ジャガイモもチーズも最高においしかった。

お父さんの特製ドレッシングで和えたサラダも絶妙。

お腹がはちきれそうになるまでラクレットを楽しんだ。

 夕食が済むと、テラスでデザートタイム。

ここで珍しいものを見せて頂いた。

このこけしみたいな物体、実はホイップクリームを作る容器。

生クリームを入れたこの容器にガスを充填して、

下向きにしゅ~っとボタンを押すと、ホイップクリームが出てくるのだ。

泡立てる手間がいらない便利グッズ。

みんなでコーヒーとお菓子を頂き、記念撮影なんかをしてお開きに。

ゆったりした日曜日の6日目が終了。

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スイスの旅 その5 ~バーゼル~

2007-06-19 08:42:02 | 旅行

2007年 6月9日(土)

チューリッヒから西へ60キロほど行ったところにバーゼルという街がある。

サッカー好きの方はもちろんご存知だと思うが、中田浩二の所属するサッカーチームの所在地、あの「バーゼル」である。

フランス、ドイツと国境を接する産業と芸術の街。

街の真ん中にはライン川が流れる。

この日は土曜日で会社がお休みだった従姉妹のダンナさんが車を出してくれた。

駐車場に車を止めて、いざ街を散策。

お天気雨が降ってきたが、幸いすぐに止んでくれた。

こじんまりとまとまった街の雰囲気。

この街の名物、レッケルリというお菓子を買い食いしながら街を歩く。

シナモン味のスパイシー濡れせんべい??

なんとも表現のしようがない微妙な味と食感なのだが、食べだすとくせになって

「やめられない、とまらない」不思議なお菓子。

まずは第一目的地、Puppenhausミュージアムへ。

ここはスイスの大金持ちの女性が集めたテディベアとドールハウスのミュージアム。

ミュージアムを作ってからどんどん買い足していったのだろうけど、

その数たるや・・・・じっくり見て行ったらまる一日かかってしまう。

ベアとドールがい~っぱい。

残念ながら館内は撮影禁止だったので、ホームページから写真を拝借。

雰囲気のあるかわいいドールたち。

こちらは織物屋さん。

ミニチュアの世界がすさまじい!!その繊細さには絶句。

おもちゃ屋さん。写真ではよく分からないなあ。

目を皿のようにして顔をガラスケースにくっつけて見るのが

ドールハウスの醍醐味。

自転車屋さん。雑然とした雰囲気が出ている。

くまの学校。かわいらし~い。

4階建ての建物にこれでもか!!というほどたくさんの作品が詰まっている。

ここまでの規模だとは思ってもみなかった。

素晴らしい!!

とても刺激を受けたし、勉強になった。

さて、気がつくととっくにお昼を過ぎており、良さそげなレストランで昼食。

そして、午後からは市立美術館へ。

ピカソ、ゴッホ、シャガール、ルノワール、マネ、ロダンなどなど、

大巨匠の作品がさりげなく並んでいる。

こちらもびっくりするくらい広くて、半日で見るのは厳しい。

もったいないけれど、さっさと急ぎ足で偉大な作品の前を通り過ぎる。

ヨーロッパの美術館はやはり日本とは規模が違うのだ。

美術館を出るともう夕方。とは言ってもまだまだ明るい。

ライン川に渡し舟があったので、乗ってみることにした。

ライン川の流れは速く、舟は流されないように岸に渡されたケーブルに固定されて進む。

このライン川で面白いものを見た。

水に浮くプラスチックケースを抱えて川を流されていく水着のカップル。

こちらではよく見る光景らしい。

プラスチックケースの中には服やら財布やらが入っていて、

流れ着いた先で着替えてバスや電車で家に帰るのだという。

・・・楽しそう・・・

他にも真っ裸で池や川で泳ぐ人、更衣室があるのにその辺で着替えちゃう人など、スイスの人々はけっこう自由人。

ライン川沿いにしばらく散歩を楽しんで、5日目終了。

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スイスの旅 その4 ~サンタ・マリア~

2007-06-18 11:06:50 | 旅行

2007年 6月8日(金)

ミュスタイアの辺りはハイキングコースがあって、

車の道路をはずれて景色を楽しみながら散歩を楽しめる。

前日にハイキングマップをゲットしていた私達はチェックアウトを済ませた後、

荷物をホテルに預けてサンタ・マリアという隣村へと歩き始めた。

目的地まではバスで2駅。

ゆっくり景色を楽しみながら歩いても1時間ほどの距離だ。

雪解け水が流れる濁流。冷たそう!!

花、花、花。

この時期、たくさんの花が咲き乱れる草原は本当に美しい。

朝露に靴を濡らしながら、歩く、歩く。

まさにお花畑。色とりどりの名前も知らない花たち。

日本ではあり得ないこの光景に感動しっぱなし!!

ちなみにサンタ・マリアの標高は1375m。

平地にいる時よりもほんの少し息切れする感じがある。

空気はとても澄んでいてすがすがしく、心が洗われる感じがした。

これがサンタ・マリアの村。

ひときわ高く伸びる教会の塔がスイスっぽい。

サンタ・マリアの郵便局近くに「TESSANDA」という手織りのお店がある。

手芸好きの従姉妹と私はこのお店を旅の楽しみにしていたのだ。

http://www.tessanda.ch/ ←興味がある方は見てみて下さい。

1階が店舗スペースで、美しい手織りの布やかばん、ネクタイやジャケット、

布雑貨などが並んでいる。

正直かなりお高いが、ものすごく凝った模様のしっかりした織物で、

織る手間と時間とデザインの美しさを考慮するとその値段も納得。

ここでは10日間の織物体験コースみたいなものもやっているそうなので、

織を志す方、たっぷり時間のある方は是非どうぞ。

2階は実際に機を織るスペース。若い女性が多い。

織り機は大きくて複雑。種類の違うものが何台も並んでいた。

壁の棚には一面にカラフルな毛糸と糸が並んでいる。

これはジャケットなど分厚い布を織るための毛糸。(だと思う)

私なんかはこの部屋で糸に囲まれているだけで幸せな気分になれる。

木のぬくもりとカラフルな糸、バッタンバッタンと機を織る音。

いいなあ。

「こんなとこ一生に一度しか来れないかもしれないぞ!!」

ということで、布やら雑貨やらカバンやら、たくさん買い込んで店を後にしたのだった。

さて、帰りは来た時とは別のコースを通ってミュスタイアのホテルまで戻る。

老夫婦が庭のベンチで仲良く日向ぼっこをしている光景が微笑ましい。

スイスの人たちは日々の生活を、日光を、草花を、とても上手に楽しんでいる。

スイス流かかし(?)

スプーンの手にじょうごの帽子が面白かわいい。

ホテルまで戻るとちょうどお昼だったので、ホテルのレストランで昼食。

イタリア国境近くなのでパスタがおいしいかなあ、と期待していたのだが、

前日の夜食べたスパゲッティはゆですぎであまり口に合わなかった。

こちらのラビオリはまあまあいけた。

なにぶん田舎町、当たり外れもある。

預けていた荷物を受け取り、バスに乗り込んでミュスタイア・サンタマリアを後にした。

4日目、旅の半分が終了。

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スイスの旅 その3 ~ミュスタイア~

2007-06-17 13:06:11 | 旅行

2007年6月7日(木)

スイスの東の端、イタリアとの国境近くに、ミュスタイアという小さな村がある。

この村の聖ヨハネ・ベネディクト会修道院は世界遺産にも登録されており、

その壁に残されたフレスコ画「最後の審判」は、現存する世界最古の作品と言われている。

今回の旅行のメインイベントはこのミュスタイアへの一泊旅行だった。

電車を乗り継いで5時間弱の長距離移動。

あいにくの曇り空ではあったが、途中の乗り換え駅からは雪山も見えた。

チョコレートをパリパリ食べながらの電車の旅。

スイスと言えばチョコレート。やはり美味しい。

スイス人の1人あたりのチョコレート消費量は世界一だそうだ。

ツェルネッツという駅からは郵便バスに乗り換え、目的地を目指す。

けっこうな山道で、道の片側は崖っぷち。

はるか下の方に小さく川が流れているのが見える。

まさに「秘境」という言葉がぴったりの場所。

途中に点在する村は、村によって建物の装飾が違っていてとても美しかった。

 ←滞在したホテル。

この辺りはかわいらしいホテルがたくさん立ち並んでいる。

オーストリアやイタリアからバイクでツーリングに訪れる人たちがたくさんいた。

ホテルの階段の踊り場にはアンティークの家具が飾られていて、

「かわいい~!!」「おしゃれ~!!」「持って帰りたい~!!」を連発。

そう言えばスイス滞在中に何度「かわいい」と叫んだことだろう。

本当にかわいいものだらけの国なのだ。

ミュスタイアは山に囲まれた谷間の村。

牛が首につけているカウベルのカランカランという音が遠くからもよく聞こえる。

ホテルの窓からも牛さんが見えた。

そしてこれが聖ヨハネ・ベネディクト会修道院。

今でもここで修道女たちが祈りを捧げながら生活している。

ガイド付きで中を案内してもらった。

修道院の中は異常なくらいにひんやりしていた。

ここではるか昔から修道士・修道女たちが寒さに震えながら敬虔にストイックに生活をしてきたのだ。

とは言っても残念ながら英語のガイドはなく、ドイツ語。

一言も分からない・・・・。

ちなみにミュスタイアの辺りはイタリア語圏。

スイスは地域によってドイツ語・フランス語・イタリア語・ロマンシュ語圏に分かれている。

同じ国内で言葉が全然違うって不思議だ。

電車内のアナウンスも、ある駅を堺に言葉が変わるらしい。

話がそれたが、修道院のガイドの最後が教会のフレスコ画であった。

高い壁の全面に描かれたフレスコ画。

想像していた以上に色彩は鮮やかで、想像していた以上にその絵は

おどろおどろしかった。

修道院の中にある絵や像もそうなのだが、美しいというよりは残酷で心が痛むものが多い。

冬の極寒の修道院での泣きたいような祈りがここには滲みついている気がした。

 ←雲が晴れた

そこらのレストランであまりおいしいとは言えないパスタを頂き、

コーヒーリキュールにクリームをのせたデザート(これはおいしかった)を

楽しんで、3日目終了。

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スイスの旅 その2 ~チューリッヒ~

2007-06-16 09:36:17 | 旅行

2007年6月6日(水)


スイス到着翌日のこの日、まずは滞在させてもらった従姉妹のおうちの近所をお散歩。



スイスの朝。ちょっとした丘からの眺め。


写真のように、小さな村が広大な大地にちょこんちょこんと点在している。



麦畑。今の季節は麦ととうもろこし、ビート畑が多かった。


緑が本当に美しい。



途中で通りかかった家の庭があんまりかわいかったので思わずパチリ。


スイスの醍醐味は散歩だと言っても過言ではない。


空気はきれいだし、景色は素晴らしいし、建物はかわいいし、飽きることがない。


今回の旅でも、本当によく歩いた。


 


散歩から帰った後は、チューリッヒの街を探索。


チューリッヒは銀行と保険会社が集まる、いわゆる都会。


たくさんの会社と店が立ち並び、活気がある。


この日はたまたま駅の構内に市がたっていた。



花、野菜、ソーセージ、サンドイッチ、お菓子などなど、誘惑がいっぱい。



あまりにもおいしそうだったので、オリーブとソーセージを購入してお土産にした。



これがチューリッヒ中央駅前。


トラムがたくさん行き来していて便利。


ちなみにスイスでは、駅に改札というものがないし、トラムでも切符を見せるシステムがない。


無賃乗車をしようと思えば簡単に出来てしまうのだ。


ただし、見つかったら高い罰金を払わされ、ブラックリストに載るらしい。


交通の料金は日本よりもかなり高いのだが、みんなきちんと払っているようだ。


 ←建物はまさにヨーロッパ。


さて、買い物をしたり教会を見学したりしているとあっという間に夕方。


仕事が終わった従姉妹のダンナさんと合流して夕食を食べることに。


中世の武器庫を改造した人気のお店に連れて行ってもらった。



チューリッヒはドイツに近いので、ソーセージが美味しくて種類も豊富。


付け合せはハッシュドポテトのようなもので、これもおいしかった。


ただ、フォークが大きいので分かりにくいけれど、このソーセージもポテトも実は超ビッグサイズ。


この量を完食するのはけっこうきつかった~。


ポテトというやつは、けっこうお腹にくるものなのだ。


 


夕食の後は夜景の見える山の上まで連れて行ってもらった。


あれ?こんなところにシシガミさまが!!


山の上のホテルで夜景を眺めながらのんびりとお茶を飲んで


2日目終了。

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スイスの旅 その1 ~旅立ち~

2007-06-15 11:09:04 | 旅行

2007年6月5日(火)


旅立ちの朝。


いつもより少し早起きして、ボストンバッグを肩にかついで家を出る。


6時半ちょっと前。


こんなに早く外に出たのは久しぶりで、ぴりっとした朝の空気に


わくわく感がつのる。


8日間のスイス旅行の始まり。


今回の旅行は妹と2人でスイスに住む従姉妹夫妻のお宅を訪ね、


従姉妹と一緒にあちこちスイスを周るという趣旨。


従姉妹が結婚してスイスに移住してからというもの、


いつかは行ってみたいと思っていたのが実現したのだ。


 


妹と大阪駅で合流して、空港バスで関西国際空港へ。


飛行機は大韓航空を利用。


(乗継時間と価格を考え合わせると一番お得だった。)


まず、KE722便で関空から仁川国際空港(ソウル)へ。


実は昨年もだいたいこのくらいの時期にソウルへ行ったので、


あまり違和感はない。


でも飛行機の座席に着いて、あらびっくり。



前の座席の背もたれ部分、つまり各自の目の前に、こんなモニターが。


モニターにタッチすると、各自好きなビデオや映画を選んで見られたり、


なんとゲームまで出来ちゃうのだ。


正直ゲームは操作性がイマイチなのと画面の距離が近いのとで


酔いそうになるのであまりよろしくなかったけれど、


短編アニメやちょっとしたムービーなんかを見ているとあっという間に


時間が過ぎていく。


ただ・・・このモニター、関空・ソウル間の便には往復共に付いていたけど


ソウル・チューリッヒ間の飛行機には付いていなかったのだ。


しかも、関空・ソウル間は時間が短いからか(2時間弱)、


ヘッドホンが配られなかった。


う~む・・・どうなんだ?それは。



機内食(朝食)のお寿司。


実は関空での待ち時間にサンドイッチを食べていたのだけど、


機内食は別腹。ぺろりと完食。


そうこうしているとあっという間にソウルへ到着。


飛行機をKE917便に乗り換えていよいよチューリッヒへ。


12時間弱の長旅だ。


パズル本を片手にいざ搭乗したのはよいが、何故か全員降ろされる。


何かトラブルがあったらしいのだが、ろくに説明もなく、


結局何だったのか分からずじまいだった。


ちょっと珍しい体験。



昼食はビビンバ、わかめスープ、漬物、デザート。


左手前がご飯で、真ん中の具材と混ぜ混ぜして食べる。


チューブ入りコチュジャンがかわいい。


これはかなりおいしかった。


妹は「ビビンバにしますか?ビーフン?」と片言の日本語で聞かれて


「ビーフン」と答えたら牛肉が出て来た。


「ビーフ」だったのね・・・。



夕食はチキンorフィッシュ。


これはチキンの方。


味は・・・普通。


とまあ、食べて寝てパズルして寝て食べて寝たらそこはチューリッヒ!!


飛行機から見える景色は、まさにスイス!!


北海道の富良野や美瑛のような緑のパッチワークの丘に、


朱色の三角屋根と白い壁のかわいらしい家が集まった村。


飛行機から見るとそれはかわいいおもちゃのミニチュアみたいで、


思わずわあっと声をあげてしまった。


飛行機を降りると空港に従姉妹が迎えに来てくれていて、


お義父さんの車で従姉妹のお宅へ。


車中から見える建物のかわいらしさ、ガーデニングの素晴らしさ、


そして緑の大地の美しさに感動!!



20分ほどで到着した従姉妹のおうち。


ちょっと写真ではわかりにくいのだけど、6軒の家族が住んでいる


アパートみたいな建物。


3階4階がメゾネットになっていて、そこが従姉妹夫妻の住まい。


とにかく広い!!そしてセンスが良い!!


さすがヨーロッパ!!



窓から見た風景。


この日はベランダで緑の風に吹かれながら軽い夕食を頂いた。


今の時期、スイスでは日が長く、21時を過ぎてもまだ明るい。


一日をいっぱいいっぱい楽しめるのだ。


あ~、幸せ。

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白浜一泊旅行

2007-05-19 21:51:57 | 旅行

5月18日、午前2時半。


約2時間の睡眠時間で白浜へ向けて出発。


なんでこんなに早く出るかというと・・・


もちろん釣りをするためです


うきうきワクワクにやにやしながら、ドライブすること2時間ちょっと。


白浜の少し手前にある漁港に到着。


以前は御坊までしかなかった白浜へ向かう高速は


いつの間にやら南部(みなべ)まで伸びていて、


白浜がかなり近くなったように感じました。


釣り餌屋で餌と朝食を物色し、いざ出陣。


と言っても、サビキです。(笑)


サビキっていうのは、餌のアミエビに似せた疑似餌針が6本ぐらい付いた


糸の先にアミエビを詰め込んだ籠を付けて海に沈め、


魚が間違って疑似餌に食いつくのを待つという初心者向けの釣り。


魚がいれば必ずかかるし、たくさん釣れるので気持ちいいから大好き。


仕掛けを海に沈めて数秒、釣れるわ釣れるわ、入れ食いでした。


アジ、ウルメイワシ、サバ、メバル、かわいいフグちゃんなど、


小さいのが100匹近く釣れました。(フグはもちろん逃がしましたよ)


 


さて、晩御飯の材料をゲットしたところで、ちょっと温泉へ。


「長生の湯」http://www.lalabeach.net/onsen/bath/chousei.html


とっても雰囲気の良い温泉で、


湯船も休憩室もなつかしい木の香りに包まれています。


平日の朝一番(この時まだ10時)だったので、女風呂は全くの貸切。


ほっこり癒されました。


特に休憩室は田舎のおばあちゃんちに帰ってきたような


不思議な温かさにあふれていて、本当にくつろげます。


大ヒットの温泉でした。


 


温泉でさっぱりしたところで、早めの昼食をとることに。


「とれとれ市場」の近くにある「いただき亭」へ。


平日の日替わり定食(海鮮チラシと天ぷら、味噌汁、小鉢で920円)と、


活〆トロサバのお造り(1000円)を注文。



じゃ~ん!!


めちゃめちゃ立派なお造りが出てきてびっくり。


コリコリした歯ごたえで、たっぷり脂ののったトロサバ、最高!!


日替わり定食もたいがいたっぷりした量だったので、


最近大食漢になっている私でもチラシ寿司のご飯は半分ぐらい残して


しまいました。(ごめんちゃい)


 


昼食後、眠い目をこすりこすり向かったのは


「白浜エネルギーランド」http://www.royalpines.co.jp/shirahama/


白浜には何度も行っているのだけど、ここは何故か初めて。


入場料が大人1800円とちょっと高めなので敬遠していたんです。


行ってみた感想は・・・普通に面白かった。


いや、かなり楽しみましたよ。


ただ値段もそれなりにするので、まあそれ相応かな~と。


1つ許せないのは場内の自動販売機で売っているカップのジュースが


なんと250円もしたこと。


ちょっとボリすぎじゃぁないでしょうか。


ここへ行く時は、飲み物とカメラが必需品です。


 


さてさて、ここでようやくチェックイン。


今回の宿泊先は、トレーラーハウスです。


「南紀白浜ガーデンハウス」http://www.toretore.com/garden/


「とれとれ市場」から歩いてすぐのところにあります。


温泉もレストランもすぐそこにあって、


自炊やバーベキューをするもよし、レストランで豪華に食べるもよし。



外観はこんなふう。車を横付け出来るのが便利です。


私たちはこのデッキでバーベキューをしましたが、


バーベキュー棟もあるので、大人数で行ってもO.K。



外から見るよりも中はずっと広く、アメリカンな感じが素敵。


コンロは4口だし、冷蔵庫も超ビッグサイズ。


キッチン、ダイニング、リビングスペースとベッドルームがあって、


明るくて広いのでホント気持ち良く過ごせました。



ダイニングスペース。なんかいい感じでしょ?


朝は窓からさんさんと太陽がさしこんで、日本じゃないみたい。



ベッドルーム。


ちょっとコンパクトで、屋根裏部屋にいるみたいな感覚になります。


かなりぐっすり眠れました。



夜はテラスでバーベキュー。


釣った小魚とお肉、野菜を焼いて食べました。


火加減も最高で、おいしかった~。


ちょっと2人で食べるには量が多すぎたので、


残った魚は朝食に。


こんなところだと、料理をするのも全然苦になりません。


それにしてもこのトレーラーハウス、絶対また来たい!!


と思わせてくれるくらい気持ちの良いところでした。


おすすめです。


 


長々と書いてしまいましたが、今回の旅行、何もかもうまくいって


本当にとっても楽しく過ごせました。


ダーリン最高!!(もうええっちゅうねん)


 

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芦原温泉

2007-01-01 22:49:31 | 旅行

2006年末から2007年始にかけて、


福井県芦原温泉に行ってまいりました。


 


12月31日朝、大阪を出発して、北陸道で福井へ。


一番近いインターは金津というところなのですが、


今回は急ぐ旅でもないので敦賀で高速を降り、


海岸線ドライブを楽しみました。


この辺りは漁港が多く、正月前のこの時期、


大漁旗と笹で船を飾りつけている光景が見られてちょっと感激。


大漁旗を描く人になりたい~などとアホなことを言いながらのんびりドライブ。



途中、「弁慶の洗濯板」と呼ばれる岸壁で休憩。


さすがに寒い・・・。



これが有名な東尋坊。


絶景、と言いたいところですが、思ったよりも高さがない。


もっと断崖絶壁を想像してたんだけどなぁ。


すごいのが、観光客目当ての土産物屋や食べ物屋の客引き。


彼らのがめつさがなければ、東尋坊ももっと趣き深い景色だろうに・・・。


 


さて、2時過ぎに目的地の芦原温泉に到着。


まずは「湯めぐり手形」なるものを買って、目星を付けていた宿の温泉へ。


芦原温泉の泉質は旅館ごとにそれぞれ違うそうですが、


基本的には含塩化土類食塩泉。


無色透明でぬめりはなく、ちょっとしょっぱいお湯でした。


塩素臭がちょっと気になったのが残念でしたが、


それでも寒い時期の温泉は気持ちい~い。


←これが湯めぐり手形。


 


泊まった旅館は正月にしては安い料金だったので


期待はしていなかったのですが、まあ、思ったとおりのそこそこさ加減。


お風呂(広いのは広い)に入る以外は特にやることもなく、


夜はテレビを見ながらカウントダウン・・・と思っていたら突然の睡魔が。


「もうあかん、年越しの時になったら起こして~」


と、ダーリンにお願いしていたのに、お願いしていたのに・・・


ダーリンったらダウンタウンの番組見ながら笑いこけていて、


気付いたら年が明けていたらしい。


もうっ!!おバカ夫婦!!


 



帰りの高速で車中から撮った雪景色。


大阪に住んでると雪が珍しくてうれしいのよねぇ。


 


今回の旅行は、私のドジが炸裂した旅行でした。


1 ジャージ上下を持って行ったつもりが、両方とも上だった。


2 うとうとして年越しの時を逃した。


3 初日の出の写真を撮ろうと思っていたのに、ぽーっとして撮り忘れた。


4 デジカメを車内で膝の上に置いていたら、降りる時に膝から滑り落ちたらしく、車内に置き忘れて帰った。(車内に落ちていたのが不幸中の幸い)


 


こんな私ですが、今年もよろしくお願い致します。


 


 

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河口湖・伊豆旅行 3

2006-10-15 22:09:01 | 旅行

10月14日 (3日目)


伊豆高原は、ちょっとびっくりするぐらい美術館や博物館、アトリエが乱立している地域です。


小さな美術館なんて本当に数え切れないぐらいあって、好きな人にはたまらない場所かもしれません。


最終日、最初に向かったのは伊豆高原ガラス工房。


ここで、初めての吹きガラス体験に挑戦。



筒の先につけたドローリ熔けたガラスを吹いて、ふくらませます。



ふくらませたガラスの形を、こんな道具で整えていくわけです。


ガラスの温度が下がるとすぐ固くなってしまうので、きれいに形を整えるのは難しい。


とは言っても、初体験の私達は先生の言われるとおりに作業することしか出来ず、


自分で作ったというよりは、先生に作ってもらった感じです。


それでも、ガラスの熱さや感触はしっかり体験出来ました。


作品は明日か明後日、宅急便で届く予定。


とっても楽しみです。


 


ガラス体験を楽しんだ後、伊豆半島の東海岸にある伊豆高原から


一気に西海岸、堂ヶ島へ向かいました。


堂ヶ島で、遊覧船に乗って洞窟クルーズ。


船で洞窟に入って行きます。


上にぽっかり穴が開いていて、そこから差し込む日の光が幻想的です。


海がとてもきれいなので、バスクリンの中にいるみたい。


きれいな水をバスクリンと言ってしまうところが悲しいのですが・・・。


堂ヶ島というところは、大小の岩や島がいい感じに並んでいて、景色が素晴らしい。


そしてその素晴らしい景色を裸で独り占め出来るのが、


堂ヶ島沢田公園露天風呂。


小さな露天風呂で、しかも分かりにくい場所にあるので、


貸しきり状態になる確率は高いです。


今回も、女風呂は貸し切り!!


 落ち葉や虫が浮いているので、潔癖症の方は止めといた方がいいかも。


そして先程の遊覧船から丸見えなので、遊覧船が通っている時は


決して裸で立ち上がってはいけません。


丸見え露天風呂


 露天風呂から見た景色


 


さて、ここで今回の旅はおしまい。


後はひたすら高速を家路に向かって飛ばしたのでした。


楽しかった~。

コメント
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