フランス、地中海の鷲ノ巣村・エズ。
私はエズの写真を見るのが好きです。
写真を見て、そこにたたずむ自分を想像します。
眼前に広がる紺碧の海、輝くと風と小々波、澄んだ空気と生茂る植物や花々の香り。
色と匂いと輝きと、そうしたキラキラしたものを体いっぱい吸い込むと、それまでヒートアップしていた脳の中心部がスッと冷やされ、すがすがしい静寂に包まれます。
行ったことはないけれど、
エズは私のタマシイのふるさとです。
心に羽が生えたら、迷わずエズに飛んでいくでしょう。
これまでにも、何度も、そうやって帰っていった地であるような気がします。
実際に、この脚でその地に立った時には、遠い遠いタマシイの記憶がスルリと紐解かれる瞬間があるのではないかと、密かに期待しています。
そして気に入っているのは、
この黄金の山羊さん。
辛く疲弊した時には、
自分の体が内側から黄金に輝き出すイメージをするのですが、
その黄金色のお手本に、この愛らしい山羊さんを思い浮かべるのです。
そうすると、
容易にピカピカと輝き出すイメージができます。
黄金の山羊さんは、私の元気の源です。
あゝエズ。
cocoroTsubu