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淵野辺駅からすぐの鹿沼公園。
その敷地のはじっこのところに、なぜかD52が鎮座しています。
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図書館もすぐそばにあるので、鹿沼公園を通り抜けることはしょっちゅう。駅から歩いて帰る時などは、このD52のすぐ脇の道を歩いたりするのですが、こうやって真正面から見るには公園内にある「交通公園」の事務所前を通っていかなくてはいけません。
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戦後直後に製造され、北海道は函館や室蘭あたりで貨物を引っぱっていたのだとか。
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公園内にはプラットフォームなどもあって、小さな無人駅で一休みしているようにも見えます。
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どうにも見覚えがあるように思えていたのですけど、D52は写真などでもよく見ることがあるせいだと思っていたらそうではなくて、ちゃんとわけがありました。
僕が育った山北町の鉄道公園に同じD52が置いてあったのです。
山北町のはD52 70。鹿沼公園のはD52 235。
う~ん。いままで気づかなかったけど、変なところで故郷とのつながりを見つけてしまった。
山北町のD52は、いまでこそ覆いの屋根がつけられたり、サクが設けられたりしているけれど。子どもの頃の記憶では、油だか、タールだかの強いにおいがプンプン残っている車体のあちこちにもぐり込むこともできた。ボイラーの中にも入ったことがある。で、やっぱり怒られました。
そういえば、鉄道公園は桜の名所でもあります。