JAPAN INTERNATIONAL BOAT SHOW 2011, 50th Anniversary (5)

「現実離れ」と言っていいほどやたらリッチな世界観ばかりを観ていると、なかなかホッと一息つくことが出来ません。
でも、ボートショーの会場には水上バイクや小型ヨット、カヌー等々、クルマに積んだり、キャリアーを引っぱったりして自分で運べるようなスケールのものもたくさん展示してあります。スモールボートと呼ばれている。チタンのカヌーなんて重厚なものもあったりして、そのバリエーションも面白い。もの作りの観点からだと、こういうところの方が興味をひかれます。

中でも、さっちゃんが「およっ？」と興味を示したのはこちら。

なんだか見覚えあるカタチだなぁって思ったら、船体の色を白に置き換えてみてください。
前部に白鳥の首をのばしてみると。。。おなじみのスワンボートになりますよね～。

店頭価格は80万円。スワンボートにしては高すぎると思われるかもしれませんが、これにはエンジンやスクリューなどがついているわけですから、それもカウントしておかないといけません。スワンボートのいいところは船舶免許が不要なところ。これをクルマに積み込んで、あちこちの海や湖で遊ぶっていうのってアリだよねぇって。さっちゃんは、まぁ、楽しそうでした。

スワンボートがこうやって展示されているのを見ると、れっきとした「商品」として見えてくるから不思議です。
さっちゃんの言うように、なんだかアリな気がしてきた。

ジブリのアニメで出てきたような。。。はじめて見たのだけど、なんだか見覚えあるようなカタチの船。
写真は模型で、実物展示はなかったのですが、見かけにだまされてはいけません。
実際にこのカタチでモーターボートをつくられたようで、航行の様子をディスプレイで再生していたのですけど、恐るべきスピードを持っています。見かけの愛らしさからは想像もつかないような鋭いターン。切り返すように反転すると、一気に加速。ここからの伸びが半端ありません。ものすごく興味をそそられた一艇。カスタムモーターボートっていうところなんでしょうね。
展示場でヒントはいただいているので、ちょっと調べてみようかと思っています。




JAPAN INTERNATIONAL BOAT SHOW 2011, 50th Anniversary
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