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100年後の人間作り!親子のアートセラピー「子ども未来研究所」の活動、アートセラピスト達の活躍を紹介します

グロース2日目―7

2013年08月30日 | グロースセミナー

上士幌にある、航空公園。

 

 

最近は、毎年この公園横にある滑走路を使って熱気球。

 

 

6時少し前に到着すると、いつものように山下のオヤジが、出迎えてくれる。

 

 

士幌では、いや日本中の熱気球愛好家に知られるオヤジは、今までに何人もの指導者を育成してきた。

 

 

グロースでも、毎年(悪天候の際は断念していますが)お世話になっています。

 

 

「きょうは、風が強くて・・・」

 

 

オヤジがこう言う時は、

 

「普通だったら飛ばせない」

 

と言う意味です。

 

でも、オヤジは、見事に飛ばしてくれます。

 

子どもたちだけじゃなく、ボクたちも気球を見るとテンションが上がります。

 

今回はプロカメラマンのノリノリノリコが、来てくれていました。

 

そのことをオヤジに伝えると、

 

「中に入って撮れ」

 

 

こんなことは今までにはなかった。

 

 

気球に空気を送り込んで膨らませている間、ノリノリノリコは、中に入ってカシャカシャカシャ。

 

その様子を見ていて、思い出したことがありました。

 

 

数年前、ラストイヤー【中学3年】を迎えた、カナとマリエ。

 

 

同じように、中に入らせてくれていた。

 

 

そして、ラストイヤーの子どもは最後に飛ぶのですが、その時につないでいるロープを長くしてかなり高くまで上げるのが慣習。

 

 

その時にはボクも同乗していたのですが・・・・

 

たまたまオヤジが所要でそこを離れていて、学生パイロットに任せていた時のこと。

 

「バシッ」と言う音とともに、気球が横に傾いてそのまま一気に下降!

 

3本つないでいるロープの一本が、どういうわけか外れてしまったのです。

 

 

「しゃがんで!」

 

パイロットの強い口調に、ボクたちもややパニック。

 

 

かごの中で小さくなって座っていたのですが、やがて軟着陸。

 

 

誰も怪我はしなかったのですが、カナやマリエは相当ショックだったようでした。

 

 

今回は、オヤジがちゃんといてくれるし、風が強くても問題なし。

 

 

ある程度膨らませた気球に、熱い空気を送り込みます。

 

 

「ゴーッ」と言う音に、子どもたちは一瞬驚きます。

 

 

寝かせていた気球が、ごろんと立ち上がり、いよいよ飛行開始。

 

 

今朝までの悪天候が嘘のように晴れ渡り、はるか遠くまで見渡せます。

 

 

やがて、目を見張るような美しい夕焼け。

 

オヤジがしみじみとつぶやきます。

 

「気球に乗る前と乗った後で、子どもたちの表情がグンと変わるんだよね。それを見るのが好きでやめられない」

 

2日目の実習もこれでおしまいです。

 

ヌプカで夕食とグロースノート、そして食事をして寝みます。

 

明日の3日目は、盛りだくさんの一日です。

 

 


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