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100年後の人間作り!親子のアートセラピー「子ども未来研究所」の活動、アートセラピスト達の活躍を紹介します

冬グロースセミナー始まりました!

2015年12月24日 | グロースセミナー

今年の冬グロースセミナーが、昨日12/23にスタートしました!

フォローアップ1/11までの20日間が冬グロースセミナーの期間です。

今年は、冬グロース小学3年生から中学3年生の子どもたち14名が集まりました。

5,6年生が半数を占めています。

アドベンチャーキッズに行ったことがある、もしくはアートセラピー教室に通っているけれど

冬グロースセミナーは初参加、という子どもたちが全体の約半分。

そして、リーダー経験のベテラン勢が今年はごそっと卒業し、

リーダー候補も新しい顔ぶれ。。。

予想がつかないからこそ、楽しくなるしかない!
そんな予感とともに冬グロのセットアップセミナーがスタートしました。

冬グロースでは、夏のグロースと同じく

最初に子どもたち全員で話し合って、「ゆきんこ5」という自分の夢につながるための大事な5つの力について話し合います。

グロースのリピーターが多いと、子ども同士の暗黙の了解で進んでいく部分も

初参加の子が多いと、一つ一つひも解きながら、丁寧に進んでいくことになります。

多数決はしないよ、とか。

5つの力は「~する」という表現だよ、とか。

 

5つの力を決めるための話し合いをするための時間を決めるために

今回は40分以上の時間を使いました。

「8分で決める」って決まってから、

「この話し合いの時間で、5つの力について話し合えたね」

と自分たちで気づいていました。

でも、その中にたくさんの学びがあって、

子どもたちが、気づいた瞬間に成長していく、その様が力強かった。。。

 

5分でやる!って子と10分でやる!って子とがいて

お互いに自分の意見を主張しあうだけで、相手の意見を聞かず

多数派が少数派を説得してみたり、否定してみたり、

少数派は「絶対これです」と言い続け

ずーーーっと平行線でいたところ

両方の話を聞いていて

「8分がいいと思った」という発言がうまれ、みんな8分で合致した。

という流れ。

 

子どもたちの話し合いの様子を見ていると

多数派の意見の人たちが、少数派の意見の人たちを説得する、もしくは、排除しようとする。

→耳がイターーイ!私もやっちゃうな~。

自分の意見を主張するのではなくて、相手の意見を否定しようとする。

→ごめんなさい。やっちゃうことある~。

自分の意見を主張するけど、人の意見は聞いてない。

→はい、ごめんなさい。これもあります~。

自分のお好みではない意見はフィルターにかけて流す。

→あーーーはーーー。気づいている時点でやってんだろうなー、これも。

自分の考え方の枠組みで相手の話を理解して話かえちゃう

→ごめんよ~。やっちゃうよ~。

 

でも、この時間の中で、

一人一人の個性やグループの中での役割みたいなものが色濃くでてくる。

中学生もいるけど

場を動かして、とにかく話し合いを進めようと

進んで前にでて活躍していたのが、小5、小4の男子たち。

 

時々、トレーナーやイントラから介入もあって

そこで気づくこともあるし、

みんなでその瞬間に体験していることから

「あ!」と気づく子もいる。

そして、その次の瞬間にその子はもう変わっていく。

彼らの個性と成長にドキドキしました。

話し合いは8分ではまとまらず、結局、8分、10分、10分と時間をかけて。

5分を主張していた子たちが

「5分って短いんだ。。。」としみじみとつぶやいていました。

 

半円に並べられた椅子が

話し合いのうちに、心なしか輪のようになっていた。

向き合って、

このメンバーでグロースを作るんだ!

子どもたちからその意思が伝わってくるような時間でした。
 

28日朝に木島平スキー場へ出発します。

積雪はまだなく、この週末の降雪に望みをかけています。

私たちはスキーをしにいくのではなく、グロースをしにいくからね、

と言いつつも、雪の体験だからこそのチームシップもあるから

ぜひ降ってほしい。積もってほしい。

木島平の神様よろしくお願いしまーーーす!


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