こうと(小4)
しばは、一人になってとてもこわかったけれど
「しばーしばー」と呼ぶ声の方へ歩き出しました。
洞くつの中はうすぐらくてひんやりとしていました。
声のある方へどんど進んで行くと、突然明るくて広い所に出ました。
その場所のど真ん中に切りかぶがあって、その上にこわれかけたメガネがポツンと置いてありました。
その場所の先には、2つの分かれ道がありました。
「どっちに行くんだろう」
しばは、とりあえずそのこわれかけたメガネをかけてみました。
すると右側の道に向かって赤い線が出ました。
メガネをはずすと線は消えます。
そのこわれかけたメガネは次にどっちの道に進めばいいか教えてくれるアイテムだったのです。
しばは右の道へ進んでいきました。
4人目へつづく
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます