COFブログ

100年後の人間作り!親子のアートセラピー「子ども未来研究所」の活動、アートセラピスト達の活躍を紹介します

今日から始まる「おはなし宅急便」

2014年10月03日 | グロースセミナー

お待たせしました!

しばしばの自分セラピーでこんなフリがあったわけですが。

今年のグロース・おはなし宅急便のスタートです。

 

おはなしのスタートはどこも同じですが

そこから続く物語が

チームごとに全然違うんですよ。

 

子どもたちの手書きの原稿を

子どもたちのお母さんたちが

ボランティアで入力サポートしてくれました! 

 

泣いたり、笑ったりしつつ入力したそうですよ。

うん、わかるなあ。

 

1チームずつ、

当日の発表順でいきましょ~。

  

まずは

今年、初リーダーのタイチが率いる

「こわれかけのしばのメガネ」チーム

 

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【共通のおはなしのはじまり】

ある夏の気持ちの良い朝のことです。
ぼくはだれもいない森の中を歩いていました。

風がそよそよふいて、小鳥のさえずりが聞こえます。
森はとてもしずかです。
そのときです。

とつぜん、だれかの声が聞こえました!。

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 1.コトハ

 

その声の主はなんと「くま」だったのです。

くまにおどろいたぼくは足がうごかなくなってしまいます。

と、くまがなにかをしゃべっていたことに気がつきました。

そのくまが、やさしくまたぼくにしゃべりかけます。

 

ク:「君はだれ?どこからきたの?ここはあぶないからかえりなさい。」

 

ぼくはこのクマがおそってこないということに安心し、くまにしゃべりかけました。

 

し:「ぼくはしば。となりの村からきたよ。あぶないってどいうこと?」

 

く:「ぼくにはわかるんだ。この森にはまほうがかけられている。つい2,3日前からね。」

 

し:「まほうってどういうこと!? ま、まさか…。」

 

く:「しば!! なにかしっているの!?。」

 

し:「いや、しらない。」

 

くまは少し、あきれた顔をしました。

 

し:「ところでくまさん、あなたの名前は?」

 

く:「ぼくには名前がないんだ…。とべない動物たちはぼく以外、こつぜんと消えてしまった…。しばはここになにをしにきたの?」

 

すこし間があいてしばはしゃべりました。

 

し:「さがしものをしているんだ…。」

 

く:「さがしもの?いったいなにをさがしているの?」

 

し:「なんていったらいいのかわからないけど、とにかく目に見えないものなんだ…。」

 

く:「目に見えないもの?そんなのさがせるわけないじゃないか!?」

 

し:「わからない。でも空を見上げていたら聞こえてきたんだ。『森にいって目に見えないものを見つけてきなさい。とても大切なもの。最後にわかるでしょ。あなたにたりないもの。仲間…』その声は途中できえてしまったんだ。なにをさがせっていうんだろう…。」

 

ぼくはその場にしゃがみこんでしまった。

 

く:「大丈夫!! ぼくも一緒にさがしてあげるよ!! そのかわり森のまほうの解き方を一緒にかんがえてね!!」

 

ぼくは「はっ!?」と立ち上がり

 

し:「本当に!?」

 

と言った。森にひびく大きな声で

 

く:「もちろん!!」

 

くまははっきりそういった。

 

この後、どのような冒険がはじまるのだろう。ぼくはドキドキがとまらなかった。

 

2人目へつづく・・・


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