Journal de Cochon d'inde ♪こうそん日記♪

2013年10月1日に、娘の誕生日プレゼントとして我が家に来た、可愛すぎるモルモットのこうそん(♀)の日記です。

思い出したこと

2019-07-03 19:56:32 | ままの独り言
数年前になるが、オンラインのコミュニティゲームに興じていたことがある。
もちろん課金などせずにやっていたけれど、それなりに交流が深まり、一部の人とはグループ(?)でしゃべりあう仲となった。

その時に、ある人、仮にAさんとしよう。その人と親しくなった。
AさんのグループにはBくん(グループ内で人気があり、リーダー的存在だった)、Cさん(クールで頭がいい印象)、Dくん(よく知らない)、Eさん(あまりよく分からないけれど、ノリ~みたいな雰囲気の人)、Fさん(便秘に悩んでいたことだけ覚えている)がいた。

私はAさん、Bくん、Cさんくらいまでしか交流がなかったが、ある日Aさんがちょっと聞いて!と言ってきた。
聞くと、その内容は Dくんがちょっとおかしいとみんなで言っているということだ。詳しく聞くと「ペットの犬が亡くなって、異常なほど悲しんでいる」とのこと。亡くなったのはいつかと聞いたら、その前日くらい。その当時はこうそんを迎える前だったけれど、ずっと一緒にいた犬がいなくなれば、その翌日はそれはもちろん悲しいでしょ… と思ったけれど、そこはこらえてなぜ「おかしい」と思うのか聞いてみた。

すると「なんかものすごく落ち込んでいて、話すことは犬のことばかり」(そりゃ当たり前でしょと、思った)
「その上」と続けて「Dくんブログもやっているのだけれど、なんと今日ブログ「悲報」って題名で、犬が亡くなったこと書いてるんだよ。そりゃ悲しいかもしれないけど、悲報って・・・やりすぎじゃない?おかしくない??」と言っていた。

いや、立派に悲報だよと思ったけれど、黙っておいた。

AさんたちはD君に直接「おかしい」だのは言わなかっただろうけれど、そういう雰囲気は漂っていただろうなあと思った。Dくんが気の毒だと思ったが、全然話したこともない私がいきなり分かったような顔をしてD君を慰めるとかもありえない。

だから、聞いておくだけにした。でも、Aさんには「家族だったんだと思うよ。私の知人で家族の犬が亡くなった時、ものすごく落ち込んだ人もいるし、辛いと思うよ」とは言っておいた。もちろん通じない「辛いのは分かるけど、こんなところまで持ち込む?」ということだ。
まあ、辛いならそんなコミュニティにログインしなければいいのかもしれないが、D君は孤独感があったんだろう。

だから、ログインせずにはいられなかった。
けど、考えるのは大好きな犬のことばかり。

今私もこの悲しみと苦しみを経験して、その時のDくんが改めて気の毒だと思った。ちなみにその後、D君とその他の人たちは疎遠になったようだ。
やっぱり「一般的」には、「ペット」でそこまで悲しむのは、あまり理解されないのだなあと…

ちょっと思いだしました。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿