片田敏孝 群馬大学 理工学部 教授
大津波から生き抜いた釜石の子供たちに学ぶ-
釜石の奇跡の動画はこちら
という講演を聴く機会がありました。
講演内容の詳細は、他の方のブログ、書籍、
NHKスペシャル、クローズアップ現代等で紹介されていますよね。
先生の云われる大きなポイントは以下の3点
1.【想定にとらわれるな】
2.【最善を尽くせ】
3.【率先避難者たれ】
で、私なりに感じたことは、
津波が想定される地域と隣接する地域で大きな地震が発生したら、
すぐに逃げる。
このくらい大丈夫だろうと考える人が多い(正常性バイアス)ので、
首に縄を付けてでも連れて逃げる。「率先避難者たれ」
全てのケースが、ほぼ一生に一度。初体験ですよね。
状況、場所も様々。深夜かも知れないし、エレベータの中かも。
とにかく、「最善をつくせ」
避難場所に到着しても安心するな。
想定を越える規模の
東日本大震災の時、釜石で命を落とした方のほとんどは、
ハザードマップで浸水の想定が低いとされた地域にお住まいの方だった。
「想定にとらわれるな」
そして、もう一つ
日頃から、震災が起きた時とる行動を話し合っておくと良いという。
学校で、仕事中、帰宅中など
特に、ちいさい子供と家族がバラバラで行動しているとき。
探しに行ったり、迎えに行って被災したケースも多かったとのこと。
多くの犠牲を払ったあの日から明日で、3年
常に心がけたいモノです。
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