ファブレスに出来るモノとしてはいけないモノがある。
ものを自分の手で直に作り出しそれを納め関係を維持して行く。 そこまでを継続して初めてアタマの中で構成ができるようになる。
東大工学部卒でとある装置を作り(企画し)販売してる方を知っているが残念ながらアタマが理系じゃない(人間的には嫌いじゃないむしろ好きというか外回りなら一緒に仕事したいタイプ)。 設計の殆どと製造の全部は外注だから典型的なファブレス。 だけど外注のレベルが低すぎることに考えが及ばないというか理解ができない。 半導体チップとか定型の白物とかと違い独自性の強い装置ものは内製にしないと客の意見を聞いてどこを何すれば良いのかが分からないし何よりもそれらを含めた蓄積ができない。
モノヅクリはとても地味で泥臭い作業です。 資質に加え 「そんなところまでできるのか」 という訓練を積んでないと、それをカラダで理解できていないと現場も客も付いては来ません。
ま、お手並み拝見。