お悔やみのお花・・・ではなく、高島屋で見た大きなお花のディスプレイ。
一週間ほど前の寒い日でしたが、そこだけがもうすっかり春でした。
またまた展覧会の終わりが迫っていたので慌てて行って来ました。
年が明けてから、自分内のイベントが多くて忙しいです。
ちょうど一月に千住真理子さんのコンサートに行った頃、
始まったばかりだったピカソ展 (同じ建物の中です)。
ピカソといえばキュビスムのあの、なんともいえない絵を想像しますが、
今回はそこに至る前の「青の時代」「バラ色の時代」の絵画を集めた
世界的に見ても極めて稀有な展覧会、ということで行って来ました。
入ってすぐの一枚目のデッサンで、頭をガツンとやられたような衝撃・・・
私が美大志望の受験生なら、受験直前で進路を変更しますね。
鉛筆で書いたシンプルなデッサン。
よく見かけるギリシャ彫刻などの頭部だけの石膏像、デッサン用のもの・・・
その絵が完璧で・・・しかも12~13歳のころのものだとか・・・
天才の秘密、よくわかりました。
青の時代の暗い陰鬱な絵・・・でもその中にもほのかな暖かさも感じられます。
そしてバラ色の時代へ・・・暖かく柔らかな絵に変わってゆきました。
もちろんキュビスムの絵画もありました。
私、けっこう好きなんです、あの画風。
泣く女の絵なんて共感できますね・・・
と言ってもただ有名な絵画を観て、都会の風に当たって来る、
というだけのものですが。
そんな日常からちょっと離れた気分転換でしかないのですが。
美術館のすぐ外にある「オアシス21」
でも気軽に行ける一番近い都会、名古屋です。
こんな景色は私の日常にはありません。
(ちなみにこちらはコンサートの時に撮った、夜のTV塔)
お土産にピカソチョコレート、お彼岸のお参りに母にお供えしてくるつもりです。