10日ほど前のことになりますが、
柿の収穫の忙しくなる前にと、
コンサートに出かけてきました。
ヘルベルト・ブロムシュテット指揮
バンベルク交響楽団
ベートーヴェン「田園」「運命」
ベートーヴェンの交響曲が大好きな私ですが、
一度この耳で聴いてみたい、と出かけて行った夏の日・・・
ちょっと物足らない演奏で、よく調べたら
「万人向けのソフトな演奏で、ハードなマニアには物足らないかも」
今回、ハードなマニアとしては大満足な演奏
三階の後ろの方の席でしたが、一応ど真ん中。
一番後ろもいいものですね、ホール全体に響き渡る音色を体中で受け止めました。
オーケストラの上の方の空間を眺めながら聴いていると、
何かが見えたような気がしました。
あれは何だったのでしょうか・・・
ベートーヴェンの精霊・・・? なんて言ったらちょっと引かれるかも。
でもそのくらい素晴らしい演奏だったのです。
作曲家の意図を理解して・・・なんて難しいことは言いませんが、
この曲を初めて聞いた当時からずっと、何人の人が同じ感動を味わったのか・・・
音楽はいいですね、時間も何もかも飛び越えた感動がありますね。
しかもアンコールは「エグモント序曲」
大好きな曲です。大盤振る舞いです。
指揮のブロムシュテットさんはナント!89歳ですって。
89歳のおじいちゃまにたくさんのエネルギーをもらってしまった・・・