Pastorale

サヴァトラ猫との今日いちにち

嵐の後

2018年09月11日 | 畑の仕事

今日も柿畑です。

先日とはまた違う畑、こちらもそこそこ被害はあったそうです。

葉っぱはビリビリ、

たくさんの柿が実った枝もボキリ。・・・無残です・・・

「あんたたち、がんばってしがみついとったんやね」

岐阜弁も、もはや全国区? 「ようがんばったね」

久しぶりにカエルくんとも再会。「台風の時はどうしとったの」

でんでんむしも隠れていました。

私はホント、晴れ女なので、昨日までの大雨はどこへやら・・・

曇天ではありますが、柿畑日和です。

まだ頭を垂れるほど実ってはいませんが、稲穂もまっすぐ伸びています。

 

今日のお供はショパンのピアノ協奏曲、

夏に買った新しいウォークマンにたくさんの音楽が入っています。

柿の収穫の時は収穫用のかごを斜めがけにするので、イヤホンがちょっと邪魔、

なのでBluetoothのイヤホン対応のものに替えました。

曲も16GB+SDカード分、たっぷり入ります(前のは4GB)。

でも前のもまだ使えるのでもったいない・・・

ベートーヴェン専用ウォークマンにしようかしら・・・

 

昨夜は突然シューマンのピアノ協奏曲が聴きたくなった。

ちょっと飲みすぎてたから・・・。

今朝は畑で「今の気分はショパンのピアノ協奏曲」。

ショパンが故郷への告別の思いを込めて作った曲と聞きましたが、

物悲しい旋律が心を揺さぶりますね。

もうずいぶん前にNHKだったかで、ショパンの死後、

彼の心臓だけが故郷に戻っていったのをドラマ仕立ての番組で見ました。

 

故郷といえば、私自身は岐阜を離れて暮らしたことはありません。

車で15分走れば実家もまだあります。

弟が時々、庭木の世話などしに行ってくれていますが、

迎えてくれる母もいまはなく・・・

望郷の思いというのは距離ばかりではありませんね。

青い空や緑の田んぼや畑を見ていると、なんともいえない思いが心をよぎります。

 

だから畑でショパン・・・