Pastorale

サヴァトラ猫との今日いちにち

10年

2016年01月22日 | 千住真理子さん

母の一周忌の直前ではありましたが、

千住真理子さんのヴァイオリンを聴きに行ってきました。

昨年にも機会はありましたが予定があわず、

これを逃しては・・・とチケットを買ったのが秋の初め。

ずいぶん前から楽しみにしていました。

 

前に千住さんの演奏を初めて生で聞いたのが10年前。

自分の都合と先方の都合が合うのに10年かかりました。

 

メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲、

多分初めて買った千住さんのLP(!)がこの曲だったはず・・・

もう何十年も前・・・

その後再録音されたCDを買い、更にCD化された初めのものも買い・・・

思い入れ深い曲です。

なので独奏の場面は思わず感涙・・・ 

鼻水をすする音もはばかれ・・・呼吸さえ忘れ・・・

そのせいかどうか、次の曲の第二楽章が始まる前に救急搬送された方も。

 

プログラムはプラハ交響楽団の「モルダウ」、

ヴァイオリン協奏曲をはさんで「新世界より」

こちらも子供のころから何十回も聴いた大好きな曲。

母が初めて買ってくれたLP(しつこいようですが、!)もこの曲だったかも。

なじみ深い曲ばかりだったので、楽しいひとときになりました。

 

アンコールは、この流れでは予想通りの「スラブ舞曲10番」。

二度目のアンコールも「スラブ舞曲」ですが、

恥ずかしながら初めて聴く曲・・・8番でした。

なのでさっそく買ってしまいました。

このスラブ舞曲というのは演歌チックで日本人好み、

という方がいましたが・・・私も全曲気に入りました。

千住さんをお目当てに寒い中、名古屋まで行って来ましたが

プラハ響の方々もなかなかチャーミングで楽しい演奏会でした。

次にまた千住さんのヴァイオリンが聴けるのはいつかしら?

大げさですが、生きててよかった、と思えるひとときでしたが、

また次の機会まで元気でがんばろう

 

 

 

 

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿