母の一周忌の直前ではありましたが、
千住真理子さんのヴァイオリンを聴きに行ってきました。
昨年にも機会はありましたが予定があわず、
これを逃しては・・・とチケットを買ったのが秋の初め。
ずいぶん前から楽しみにしていました。
前に千住さんの演奏を初めて生で聞いたのが10年前。
自分の都合と先方の都合が合うのに10年かかりました。
メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲、
多分初めて買った千住さんのLP(!)がこの曲だったはず・・・
もう何十年も前・・・
その後再録音されたCDを買い、更にCD化された初めのものも買い・・・
思い入れ深い曲です。
なので独奏の場面は思わず感涙・・・
鼻水をすする音もはばかれ・・・呼吸さえ忘れ・・・
そのせいかどうか、次の曲の第二楽章が始まる前に救急搬送された方も。
プログラムはプラハ交響楽団の「モルダウ」、
ヴァイオリン協奏曲をはさんで「新世界より」
こちらも子供のころから何十回も聴いた大好きな曲。
母が初めて買ってくれたLP(しつこいようですが、!)もこの曲だったかも。
なじみ深い曲ばかりだったので、楽しいひとときになりました。
アンコールは、この流れでは予想通りの「スラブ舞曲10番」。
二度目のアンコールも「スラブ舞曲」ですが、
恥ずかしながら初めて聴く曲・・・8番でした。
なのでさっそく買ってしまいました。
このスラブ舞曲というのは演歌チックで日本人好み、
という方がいましたが・・・私も全曲気に入りました。
千住さんをお目当てに寒い中、名古屋まで行って来ましたが
プラハ響の方々もなかなかチャーミングで楽しい演奏会でした。
次にまた千住さんのヴァイオリンが聴けるのはいつかしら?
大げさですが、生きててよかった、と思えるひとときでしたが、
また次の機会まで元気でがんばろう
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